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がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

『花酔い』を伽鹿舎さんのWEB文芸誌「片隅」に掲載していただきました!

今週のお題「いま学んでみたいこと」 ごぶさたしてます、こんにちは磯崎愛です。 あいかわらず足の包帯は外れないのに(痛いし 涙)勤めはフルタイムになったしで、まったくもうっていう日々を送ってますですよ、とほほ。 しかし、なんていうか、宣伝のとき…

叉似刃(CYBER)本丸琴弾之記六  「日本」をどう描くのか ※6/8追記あり

じぶんがいったい何処へ向かってるのかようやく少しは理解し始めてるような気がする近頃です、ホントか!?(たぶん) そういえばわたし史学部とかじゃないんだよなあ、いや、じゃあ何なんだって言われるとこたえたくないのでアレですが。 舞台となる「日本…

上村松園〈焔〉と藤の花、そして九条武子夫人など

手紙 / 花のうえにも ~藤 - 片鱗カフェusaurara.hatenablog.com 手紙 / 花のうえにも ~藤 - 片鱗カフェ お琴は好きだったなあ。六段ももう弾けない。わたしにとっては「宇津保物語」の楽器でもある。藤はエロくて大好きですよ。藤娘も好きだけど、じぶんの…

歓びの野をつづれ織る11 騎士と剣

歓びの野は死の色すnovel18.syosetu.com 今日は、ルネの妻であったひとが刺繍していた武勲詩の元ネタのはなしをちょぴっと ローランの歌 - Wikipedia フランス最古の叙事詩、シャルルマーニュのこの伝説は、ことにロンスボーの大敗におけるロランの英雄的な…

歓びの野をつづれ織る7 王妃マルゴ、そしてカトリーヌ・ド・メディシス

歓びの野は死の色すnovel18.syosetu.com 今日は、このおはなしの主人公・男装の女公爵エリス姫のモデルのお話し其の二。 王妃マルゴことマルグリット・ド・ヴァロワは、カトリーヌ・ド・メディシスの娘です。 マルグリット・ド・ヴァロワ(Marguerite de Valo…

歓びの野をつづれ織る5 臣従礼にオマージュとルビをふる

歓びの野は死の色すnovel18.syosetu.com えーと、難しい漢字を使わないように気を付けてるつもりですが、 あと外来語なんかでルビふったほうがいいのは教えていただけるとうれしいです! ファンタジーってそのへんの勘所でセンス出るよね、いや、ファンタジ…

歓びの野をつづれ織る4 葡萄畑の争奪戦――ブルゴーニュ公国のことなど、あと鷗外とか

歓びの野は死の色すnovel18.syosetu.com このおはなしの舞台は現実のフランス・イタリア等であることはすでに述べてあるかとおもいます。くりかえされる《黄金なす丘》(ルネのお城のある土地ね)という地名はもちろん、エリゼ公国が現実のブルゴーニュ公国…

歓びの野をつづれ織る2  原典訳や映画のある有り難さ

歓びの野は死の色すnovel18.syosetu.com そういえば、またあとでおはなしすることがあるとおもいますが、 塩野さんのこの本がやっぱりこのおはなしの最大のインスパイア元だろうなあと。 ルネサンスの女たち (新潮文庫) 作者: 塩野七生 出版社/メーカー: 新…

辻邦生『夏の砦』

一日一冊辻邦生さん的な何かは続いていて、先日はこれを再読した。 堅牢な美しさというか、なにもかも物凄く丁寧に選りすぐってあるというか、なんていえばいいんだろう、細部は確かに豊饒だけど、硬い感じも受けなくはない(夏の砦というタイトルに比して北…

しらべものの軌跡

ちょろっとメモ。 いつものように気になったアーティストを追っていった記録。聞いてたのは、こちら。 Joint One Music Player で、この曲が気になって、ここからラストがこうなる、ていうのがわたし流w www.youtube.com (MVも洒落てる) Meet Niia: The…

『夢のように、おりてくるもの』更新してます! 常陸国風土記のことなど

外伝「面食い」更新しています! いちお、明日で「面食い」は完結します。 残りが「木染月」と「マフラー」なんだけど、そっちも片付けたい(かたづけたいってw)です、ほんとに! (いや、なんか、いろいろ終わらせたいらしいよ) 夢のように、おりてくる…

『遍愛日記』更新してます!

遍愛日記 遍愛日記 ※深町姫香は、勤め先の社長で婚約者の彼にふられたばかり。 恋愛も結婚もこりごりと「画家になる!」決意を固めたはずが、 後輩の浅倉に迫られて無理やりキスされるは、 知り合ってひと月の美青年ミズキに深夜自宅に押しかけられるは、さ…

ひな祭り、蛤香合、貝合わせ、そして世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の帆立貝へ

今週のお題「ひな祭り」 貝という、イメージの連鎖で。 わたしは少しばかりお茶を習っていたことがあります。 そのときに先生のお宅やお茶会で拝見したのがこの、蛤香合というものです。お雛祭りでハマグリのお吸い物いただきますよねー、あのハマグリですよ…

『夢のように、おりてくるもの』外伝・小咄「明月」更新しています! 

先ほど同人誌原稿を提出したのですが、 三人称がむずかしくて泣きそうです、わたし! いちお小説更新のお知らせなんですけど、 これ、一人称だから、ねええええええ。 (茶髪くんパートに限っては「二人称」ぽいアレだけど、「あなた」で書いてるからさ) 『…

わたしの好きな三島由紀夫(何度でも書くけど)

不貞寝をしていたが、とりあえず気分転換に何か書こう。 花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (85件) を見る いま、こう…

アルフォンス・ドーデ『風車小屋だより』『月曜物語』(桜田佐訳)など

今週から足に体重をかける練習をする予定だったのですが、腫れてて駄目でした! わたしはいったい何時から歩けるようになるんでしょう? ていうことでどうにもウツウツとするので清らかでまっとうでとても美しいものを読もうと、アルフォンス・ドーデを引っ…

冬から春にかけて咲く椿――「花ごしらえ」や『椿姫』、茶花など

きょう、これを見つけたので。 お水取り前に「花ごしらえ」 - NHK奈良県のニュース お水取り前に「花ごしらえ」 - NHK奈良県のニュース 椿の造花を400個ですって! ぜったいにこれ複雑なお作法があるはず、とおもってぐぐりました。この記事の下のほうにはっ…

辻邦生『春の戴冠』とともに中世とルネサンス期のイタリア商人の日記を読む♪

ひとの日記よむの楽しいですよね! ブログ読むのって、なんか、それに尽きる気がする。何食べたとか何買ったとか、誰とどっかいったとか気になるし、ひとさまの暮らしって知ると、へえええってなって面白い。 それっていつの時代もどんな場所でも変わらない…

式子内親王らヴ~☆

足がこの調子で(ギプスになった 涙)、たとえ出社できるようになったとて図書館に行けないだろうから非常に困っている。資料が読めないのはイコール小説書けないと等しいんだよ、わたしの場合。 ところで、みそひともじ駄文をものして気づいたこととして、…

去年ようやく『自発的隷従論』を読んだので、「ラ・ボエシーの死 : 『エセー』の原点」も読んだ

BL好き、ブロマンス好きにはたまらないとおもうので。 はてなハイクにおいておいたら、案の定、コラボ花うさぎ相方のうささんが大喜びしてたので、ここにも置いておきます。 ラ・ボエシーの死 : 『エセー』の原点 石井忠厚 https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?…

『夢のように、おりてくるもの』外伝・小咄 「クッキー」 更新しています。

『夢のように、おりてくるもの』外伝・小咄「クッキー」http://karakusaginga.blog76.fc2.com/blog-entry-758.htmlちなみにわたしがママンの手伝いでクッキーを作ったのは二回くらいです(十代のころだ!)(ママンもあんまりクッキー作りはしなかった) by …

47 フローベールの『感情教育』よんで、じぶんの小説よむと下手すぎて死にたくなるよwww(死なないけど)

お休みなのに寝ちゃってて作業がすすまないです>< なんでこんなに疲れてるんだろうねえ? 『夢のように、おりてくるもの』 http://novel18.syosetu.com/n1558bq/ (縦書きPDFにしたり文字の大きさを変えて読むことができます) それはさておき、伴走メモで…

カルヴィーノ『アメリカ文学講義』とジュネット『物語のディスクール』

ちなみに、「古典よむ部」活動の一貫でもある。 ちょうど今、カルヴィーノ様の『アメリカ文学講義』の岩波文庫版のほうを読んでいて、補遺「始まりと終わり」(これは単行本にはないのだ!)で、じぶんがいつも「世界観」「言葉」「境界」「自他」といったこ…

短編を書こうとおもったときに読んだのはモーパッサンでした。

風邪が治らずチョット困ってる、「古典よむ部」発起人の磯崎愛です、こんにちは。 今回も、愛っていったい何かしら? タグでいきますw さて、 世の中には短編の名手と呼ばれるひとたちがいます。そのうちのひとり、生涯260篇もの短編をものしたモーパッ…

クランチマガジンさんで活動しています。新人小説家募集もありますよ☆ そして古典よむ部はいつでも部員様をお待ちしております!

えーと、寒いですねこんにちは。 からだじゅうが微妙にイタイのですが、いろいろ整理しないとならなくて起きてます。 つまり、自サイト週一更新まる三年達成後のオンライン活動をどうしようと頭を悩ませてるところなんですよ、ええ。 わたしは幸運なことには…

9  らヴしーんやらべっどしーん書くのが巧いひとになりたいともうずっと何年も願ってる

先日実家に帰ったら湯たんぽがあって、たいそう便利で(昔と違うのね!)あったかかったのでじぶんちのベッドでも導入いたしました。 ということで、えーと、 べっどしーんについて、です!(無理やりwww) わたし、ハイクでえろいひと認定されてるだろう…

じぶんてどうやって小説かいてるのかしら? vol.2

今週のお題「今年やっておきたいこと」 小説を読み書きすることの棚卸、かなああ? てわけで、 第二弾、です! 「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆ 「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆ vol.2 じぶんてどうやっ…

おかげさまで、唐草銀河vol.4とvol.6は完売いたしました! どうもありがとうございます☆

おひさしぶりです! ハイクとちったー(はてブ連携)には顔だしてますが、ブログを書く気力体力がまるでなく、すっかりご無沙汰しております。 みなさん、いかがおすごしでしょうか? 今日はお知らせです。 コピー誌2冊、おかげさまで完売となりました! わ…

好きな恋愛小説(暫定版)

おはよう変なスイッチはいってるwイベント以降へんなスイッチはいってて、妙なかんじ昨夜は好きな恋愛小説(だけじゃないけど)のスイッチが入って、こうして朝、それを吐き出さずにはいられないもうここではなんどもあげてるけど、『危 険な関係』、トリイ…

この暑いのに、マゾッホの『毛皮を着たヴィーナス』を♪

(※先日ハイクで http://h.hatena.ne.jp/matsuiism/11539585421224888213 のおはなしをいただいたので、ずいぶん前にかいた記事を再投稿しちゃいます!) ほんともう、この暑いのに毛皮はナイだろうって思いながら、せっかく読んだのでアップし~ちゃおっと…

ペトラルカの「ロマンチスト」具合を考えてみるはずが、当たり前にじしんのそれにしかならなかったw 伊藤博明『神々の再生 ルネサンスの神秘思想』(東京書籍)

神々の再生―ルネサンスの神秘思想作者: 伊藤博明出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 1996/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 本を開いてしばらくしてわたしの口から飛び出したのは、 「ペトラルカ、超絶かっちょえええ!」 でございました…

そういえばもうすぐヴぁれんたいんでーじゃないですか☆ 理想のひとについて唐突に語りだしていた記事を見つけたのでアップしてみたりなんかして

ヴァレンタインデーっぽい雰囲気の可愛いテンプレに変えてみた☆ 2月いっぱいはこれでいってみよっかなあ、と。 そのついでに下書き見つけたので公開してみたw(そんなノリですみません、いや、去年からここ動かしてなかったからさすがにやばいかなあと) …

三島由紀夫と巌谷小波、そして鴎外。おまけに谷崎と太宰。でいいかしら?

御伽噺は何でも読んだ。小波の世界童話集を何冊も読み、三重吉の世界童話集も何冊読んだか知れない」三島由紀夫「ラディゲに憑かれて−−私の読書遍歴」より三島由紀夫のフランス文学講座 (ちくま文庫)作者: 三島由紀夫,鹿島茂出版社/メーカー: 筑摩書房発売日…

プルーストとロレンツォ豪華公についてのメモ

三島のこれを読んだら突如として思い出したのでメモ。 三島由紀夫のフランス文学講座 (ちくま文庫)作者: 三島由紀夫,鹿島茂出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/02メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る 「À la recherche du te…

乗り物(鉄道&馬車)好き、または片眼鏡(モノクル)好きな方へ送るプルースト

失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)作者: マルセルプルースト,鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (27件) を見る読了しました…

エラスムスやトマス・モアの出てくる小説についてとか

「古典よむ部」のハイクのほうでお知らせいたしましたが*1、再度ダイアリーでもと。 いま、〈古典〉とはなにか――クラシカル・ターンを問う (UTCP Booklet 2) | 刊行物 | University of Tokyo Center for Philosophy http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/publication…

「ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで」にいってきました!

ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで「ナポリを見て死ね」と、文豪ゲーテさんはおっしゃいました。*1 わたくし、ナポリという街を高速道路からチラ見したことはありますが、そんなでは、かの偉人の御心にかなう「見方」であ…

なにげにフローベール再読中。『三つの物語』と『紋切型辞典』

「完璧な物語」。 もしもそう呼べるモノがあるとしたら、わたしならとりあえずコレを挙げとくかな、ってのが、以下の本。 三つの物語 (1953年) (新潮文庫〈第515〉)作者: 鈴木信太郎,フローベル出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953メディア: 文庫 クリック:…

「古典よむ部」ガイドラインです!

先週水曜に「つくるぞ」宣言した「古典よむ部」、発起人のわたしがモタモタしてる間にみなさんドンドン先にすすんでるご様子でめでたい限りでございます*1。 なにはともあれ、こんな変な名前の「古典よむ部」にご興味をもってくださってどうもありがとうござ…

「古典よむ部」つくるぞ作るぞ、つくるぞ〜!

「小説更新のお知らせ」を、「放置ぷれい終了」と呼びかえるべきかお悩み中です。 ご存知の方も多いでしょうが、FC2ブログって一月更新しないと「ぐるぐるアド先生に鎮座マシまし」されちゃうんですよ。困ったことです。 そんな放置ぷれい続行中の小説サ…