がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

三島由紀夫『小説読本』と澁澤龍彦『イタリアの夢魔』についてなど

昨日の補足的に。 「虚実」のはなし、でもある。 あと誰かに書いて欲しい「澁澤×三島=親王攻め塔の上の王子様受け」的な薄い本のためのメモ的に(スラッシュとして、この「×」の前後、その順番は正直逆でも裏表どちらでも読ませていただけるならいつでもお…

ひとり三島由紀夫祭り♪

文字通り、ひとり三島由紀夫まつり開催ちう。 はてなハイクに書き散らした感想やら何やらを貼るだけのオシゴトw 小説読本 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/10 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (3件) を…

わたしの好きな三島由紀夫(何度でも書くけど)

不貞寝をしていたが、とりあえず気分転換に何か書こう。 花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (85件) を見る いま、こう…

御礼

ネットにつながっていると「集合知」なぞという難しい言葉ではなく、なにか質問するとこたえてくださるひとがいたりして、 または関係する本などについてお知らせくださるかたもいて、 それは、ちっちゃいころから美術展とか博物館とか出かけていたじぶんに…

アルフォンス・ドーデ『風車小屋だより』『月曜物語』(桜田佐訳)など

今週から足に体重をかける練習をする予定だったのですが、腫れてて駄目でした! わたしはいったい何時から歩けるようになるんでしょう? ていうことでどうにもウツウツとするので清らかでまっとうでとても美しいものを読もうと、アルフォンス・ドーデを引っ…

冬から春にかけて咲く椿――「花ごしらえ」や『椿姫』、茶花など

きょう、これを見つけたので。 お水取り前に「花ごしらえ」 - NHK奈良県のニュース お水取り前に「花ごしらえ」 - NHK奈良県のニュース 椿の造花を400個ですって! ぜったいにこれ複雑なお作法があるはず、とおもってぐぐりました。この記事の下のほうにはっ…

芥川と谷崎、あと三島とか

昨夜の連続RTとおはなしが凄く面白かったので。 谷崎と芥川の論争にしても、あの二人が友達付き合いけっこう深くて、仲が良かったこととかも考慮しないと、よくわからんのではないか。 — 樫原 (@tatsurokashi) 2015, 2月 22 一連のツイート是非読みにいって…

rapper turned singer.(わたしの好きなT-Pain)

はてなハイクにおいとけばいいメモなんだけど、いまあそこにはると弾かれるので。 T-Pain、ちょー大好きなんだよね~、ラジオで初めて聴いたその瞬間にぐぐったからね! なにこれなにこれってなった。今じゃオートチューンなんて珍しくもないでしょうが、当…

「わたしの好きな辻邦生作品」への助走(エッセイ編)

初めての男ならぬ「初めての作家」はわたしにとって三島由紀夫というひとになるのだろうが、十代二十代のじぶんが「好きな作家」として敢えて名をあげるひとを選ぶ、としたら辻邦生さんだった。 中高生から大学生くらいまでのわたしは、「作家」というと何故…

ファレルの「HAPPY」を聴きながら

今週もギプスは外れませんでした!!! ですが、いちおう、来週また診察して「状態がよかったら足に体重かける練習はじめましょうか」て言われました。 よって、少しはよくなってるらしいです。ようやくゴールが見えはじめましたねって言われましたが、「今…

ライシテ関連じぶんメモ

じぶんメモ的に。 まとめておく。共同体論、共生について、というか。 *1 シャルリ・エブド事件を考える: ふらんす特別編集 作者: 鹿島茂,関口涼子,堀茂樹 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2015/03/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブロ…

あいっていったいなにかしら

TLで流れてきた。 乙女ゲーは「ヒロインが大量のイケメンにチヤホヤされるもの」というイメージが強いと思うが実は「めんどくさいイケメンをヒロインが介護したりカウンセリングしたり更生させたりする」系の方が多かったりする。ので、病棟じゃないけど病棟…

辻邦生『春の戴冠』とともに中世とルネサンス期のイタリア商人の日記を読む♪

ひとの日記よむの楽しいですよね! ブログ読むのって、なんか、それに尽きる気がする。何食べたとか何買ったとか、誰とどっかいったとか気になるし、ひとさまの暮らしって知ると、へえええってなって面白い。 それっていつの時代もどんな場所でも変わらない…

ジョットとアッシジ、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂、ホーン美術館、そしてハレー彗星探査機のことなど

ジョットから、語りはじめるのがそれっぽいとおもうの。 てなわけで、 この数日「史上最高のSF作家ラファティ」のはなしをしてたら、あー、わたし、ルネサンスのはなしをしたくてたまらないんだなあって。もちろんわたしはそれを小説で書くつもりでいるので…

我ら「ラファティ友愛団」! またはわたしの「ラファティ・ラブ」

タイトルはSFマガジンのラファティ特集からです。 まずは「ラファティ友愛団」とは何か、それをお伝えしなくては! 牧眞司さんの「特集解説」から引用します。 S-Fマガジン 2014年 12月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/10/25 メディア: …

『遍愛日記』更新のお知らせ&拙サイト「唐草銀河」のレイティングやカテゴリについてなどあらためて

ありがたいことに、昨夜更新してすでに1000を越えるアクセスあって、大変嬉しいです。どうもありがとうございます!*1 遍愛日記 遍愛日記 「※深町姫香は、勤め先の社長で婚約者の彼にふられたばかり。恋愛も結婚もこりごりと「画家になる!」決意を固めたは…

遅刻というかもう、すっかり忘れてたレベルでごめん。ヴァレンタインデーねた。(追記あり)

ヴァレンタインデーとか、あったねえ、みたいな。 このふたりは、いつもわりとこういう感じw 構うひと、構われるひと、みたいな。 (攻め受けだとでもリバですのよ、うん) でもって、うささんが描いてくれたのがあるのではっておきますね。 せっかくですか…

気になってる2 (びよたんこと、ビヨンセのことなど)

トピック「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」について 気になってる - がらくた銀河 気になってる - がらくた銀河 月曜のお医者さんは午後のほうがイイかもしれない、約1時間ちょっとで帰ってこれた。ただし、道が混んでたのでタクシー代は100円ほど高く…

ラファティ『第四の館』よんだよー!

レイフェルおじさんの本せいで怖い夢をみた磯崎愛です、こんばんは! 夢の中で夢だってワカッテて「現実も辛いけど、ここコワイ、とても怖い!!! 早く覚めたいよーっ!」ていって泣いてた。 第四の館 (未来の文学) 作者: R・A・ラファティ,柳下毅一郎 出版…

わたしの好きな〈未来の文学〉

今週のお題「10年」 はてなブックマーク10年ということで本当におめでとうございます! わたし、はてブはないとホントにやってけないんで、末永くお願いいたします、ちょーマジで!!! てことで、 さて、 10年というとこちらが盛り上がってるなあという…

わたしの好きなソノラマ文庫

チュウニ病まっしぐらの時代に読んでた本て、なんかこう、いわゆる黒歴史なんだけどそうやって見えないように埋め尽くせるはずもなく、ていうかまさにそうやって隠せば隠すほど自分自身を形づくっているものである事実を己に突きつけるものよのう、などと暢…

わたしの好きな栗本薫作品

ミドルティーンのころ本当にほんとうに物凄く大好きだったなあ、というなにげに過去形で始まってしまってなんですが。 今でも大好きな作品はもちろんあって、でも、なんか、そういうことじゃなくて、あのころ、チュウニ病なあのころに好きだったことに何かし…

ヒップホップやR&BのMVについての本とかってあるのかなあ?(追記あり)

ちょっと、メモ。 イロイロ思うところがあって、ね。 きのうマイケル様のスリラー見てたんだけど、あれ、いつ見てもおっかないんだよねえ。 てことで、 映画の本が世の中にたくさんあるのは知ってるけど、 たとえばビヨンセとかジャスティン・ビーバーとか、…

ストレス発散♪

ギプス外れなかった―!!!!(涙目) ていうのが叫びたいだけですw 鬱屈具合が凄まじくて心療内科に駆けこもうとおもったのにどこも予約でいっぱいだとかで受け入れてくれませんでした!!! そっか、そういうものだったね、忘れてたよ。 風邪薬もらうみた…

読みたい本とか、『シャティーラの四時間』原文とか

足が痛くないとおもうとムチャクチャ眠くて、十数時間ねちゃってて足が痛くて目が覚める。クスリも飲まないで寝てるので自分がワルイのだけどw という体たらくです。 ところで、 感情表現が下手というのは、よくいわれるとおり「野郎共」の特徴としてとりあ…

そういえば階段から落ちたのだ、わたし。小説更新のお知らせなんだけど、言いたいのは落ちたことらしい。

今週ギプスがとれるとかいうはなしなのだけど、新しく内出血ができているのでいったいどうなるのだ!? なのに今日医者に行けなかったのでヤバイです。 (じつは土曜日にアパートの階段から落ちたw いちお無事ですけど。ちょっとした青あざが出来てる程度で…

「地球規模の翻訳作業」という言葉

今週のお題「今年の抱負」 すこし、外国語に触れる。すこしでいい。色々できないから。でも、文字を眺めるよりもうちょっと進みたい。ちゃんと「読む」というほどでなくても。撫でてさわる、くらい。 記事タイトルは下のほうで出てくる本からの引用です、思…