歓びの野は死の色す https://novel18.syosetu.com/n5403bl/
今日は、ルネの妻であったひとが刺繍していた武勲詩の元ネタのはなしをちょぴっと
フランス最古の叙事詩、
シャルルマーニュのこの伝説は、ことにロンスボーの大敗におけるロランの英雄的な死とともに語り継がれています。
角笛と剣のガジェットとしての扱いがとてもエロい!
剣と騎士の関係のエロティックさっていうのは枚挙に暇がないものですが(あと馬ね!)、
このデュランダルとロランの関係はチョット常軌を逸してる感があるくらいえろえろなので、そこもけっこうおすすめ☆
(ていうか、ガストン・パリスとジョゼフ・ベディエの日本語WIKIないのか、えええ?)
ガストン=ブリュノ=ポーラン・パリ(Gaston-Bruno-Paulin Paris, 1839年8月9日 - 1903年3月5日)は、フランスの文献学者、言語学者。主にフランス中世文学の研究を行った。
マルヌ県のアヴネ・ヴァル・ドールに生まれた。父のポーラン・パリも学者であった。コレージュ卒業後、ドイツのボン大学とゲッティンゲン大学に留学した。ボン大学ではドイツの高名なロマンス語学者であるフリードリヒ・ディーツに学んだ。1859年に帰国し、1862年にフランス国立古文書学校を卒業した。1865年にシャルルマーニュ叙事詩の研究[1]で文学博士の学位を得た。
(あ、あった。できたんだね!)
でもベディエはなかった!!!
ベディエ【Charles‐Marie‐Joseph Bédier】
1864‐1938
フランスの批評家,中世学者。コレージュ・ド・フランス教授(1903‐36)。厳しい文献学をもととして現在の中世文学研究の基礎を築いた。とくに武勲詩の研究で,民間伝承の集成されたものとして武勲詩をみる説に対して,巡礼の巡る聖地の顕彰のために作られたものとする説をたてたことは名高い。また20世紀前半に盛んであった文学史研究を代表する一人でもある。
本は、岩波とちくまで出てる。
うちにこの手のモノが転がっていたので、わたしが騎士大好きになるわけですなw
うちにあったのはこれじゃなくてもっと分厚い本だった気がするけど、これはっておくね。
あと、手に取りやすいのはこのへんか。
シャルルマーニュ伝説 中世の騎士ロマンス (講談社学術文庫)
- 作者: トマスブルフィンチ,市場泰男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/09
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それから、これ、これですよ!!!
白水社からこれ出たときはほんと嬉しかったなあああ。
(ちなみに脇役であるオリヴィエと主役ロランの関係もなんだけど、剣のデュランダルのほうがマジあやしい。エルリック・サーガのストームブリンガーよりもこっちのほうが元ネタらしく原初的で、わたしは好きです)
メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: マイクルムアコック,Michael Moorcock,井辻朱美
- 出版社/メーカー: 早川書房
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(この表紙も好きだけど、
天野さんのなんだよねええ、イメージ的にはもう、わたしのなかで、こういうのって初めて見たのがってのあるでしょ?)
by florentine(磯崎愛) 2012/12/29 22:58:57
剣て、ほら、どうやっても男性器の象徴だったりするのでねえええ。
その名前をやたら連呼したりしてるとあやしいなあっておもいますですよ、はいw
いや、基本的に刀剣といったものは大好きですよ、ふふふ☆(←いやらしく笑ってみせる、もと剣道部主将、これでもねw)