がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

パスカル・キニャール

ルーヴル美術館展「日常を描く—風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄」いってきたよん♪

足痛いけど行ってきた! 湿布はってるw ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄|日本テレビwww.ntv.co.jp えーと、待ち時間なしでした。お時間ある方は、今のうちに行かれたほうがよろしいかもと。 ところで。 風俗画て言葉、馴染…

わたしの好きな谷崎潤一郎

たぶん、第一回的な。 谷崎潤一郎展が4月4日から始まるので、その予習といったふうに。 ツイッターでこんな素敵な情報が流れてきたので! 5/10に神奈川近代文学館で開催される谷崎潤一郎展記念朗読会のチラシをゲットしました。あの寺田農さんが『春琴抄』…

わたしの好きな三島由紀夫(何度でも書くけど)

不貞寝をしていたが、とりあえず気分転換に何か書こう。 花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (85件) を見る いま、こう…

芥川と谷崎、あと三島とか

昨夜の連続RTとおはなしが凄く面白かったので。 谷崎と芥川の論争にしても、あの二人が友達付き合いけっこう深くて、仲が良かったこととかも考慮しないと、よくわからんのではないか。 — 樫原 (@tatsurokashi) 2015, 2月 22 一連のツイート是非読みにいって…

あいっていったいなにかしら

TLで流れてきた。 乙女ゲーは「ヒロインが大量のイケメンにチヤホヤされるもの」というイメージが強いと思うが実は「めんどくさいイケメンをヒロインが介護したりカウンセリングしたり更生させたりする」系の方が多かったりする。ので、病棟じゃないけど病棟…

89  本が好きでよかった、絵が好きでよかった

あちこちに別館つくってどうするよ、と思いながら。 今日からはじめてみた! 『「愛のカラクリ、AI日記」別館』 | CRUNCH MAGAZINE クランチマガジン - 書き手と読み手をつなぐSNS クランチさんでの更新記録はこちらへ、と。 はてなハイク等で語ってきたこと…

38 居場所

kakuyomu.jp いま、編集S氏(わたしの本の編集をしてくれている友人)と電話ではなしてて、「居場所なんてないですよ」とパッキリ言われて目が覚めたような気がする磯崎愛です、こんばんはw 『夢のように、おりてくるもの』 http://novel18.syosetu.com/n15…

32 音もせず風もなく、ただ痛みみたいな切なさとともにしみわたる

kakuyomu.jp えーと、なんか出社拒否症なんじゃないかとちょびっと危ぶんでいるのですが、まあ、明日かんがえようw 『夢のように、おりてくるもの』 http://novel18.syosetu.com/n1558bq/ (PDFにしたり文字の大きさを変えて読むことができます) 実は、小…

28  本について書かれた本が好きです、おはなしのうしろにたくさんおはなしがあるのが大好きです

kakuyomu.jp じつをいうと、風邪をひいて寝ています。 シゴトおやすみでよかった。 『夢のように、おりてくるもの』 http://novel18.syosetu.com/n1558bq/ (PDFにしたり文字の大きさを変えて読むことができます) てことで、伴走メモです。 初読のものと既…

22 「私たちはいつのまにか死者は静かに死んでいくものだと思いこむようになっている」

kakuyomu.jp うー、小咄がむずかしくて往生してます>< いや、踏ん切りが、じつはたぶん、ついてないのかも!?(とかいうと、「突き落とし」にくるひとがいるかもしれないからコッソリねwww) アルファポリス第1回BL小説大賞 参加作品 http://www.alp…

17  断章形式とか「軽さ」とか「重み」とかイロイロ

kakuyomu.jp 小咄がけっこうむつかしい>< 今週末更新できなかったらごめんなさいです~(涙)。 アルファポリス第1回BL小説大賞 参加作品 http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/index/4/1/ 投票した方にもプレゼントがありますので、どうぞ奮ってのご…

2010年の10冊、ていうか、わたしはほんとにこういう夢を見ちゃうんです><

先日小説を書いてるお友達に下の小説をよんでもらって頂戴した感想が、 「磯崎さん、ほんとにああいう夢を見たんですか? それから、ほんとに『想像力』と『本を読み書きすること』で小説かいてるんですね!」 というものだったので、 そしてもちろん、こた…

「パスカル・キニャール—文学の東方(オリエント)」にいってきたよ♪

さる11月16日(土)、17日(日)と国際シンポジウム「パスカル・キニャール―文学の東方(オリエント)」にお友だちと一緒にいってきました! 2日間最前列に陣取って、もうほんと、こころいくまで愉しんできたとおもいます! パスカル・キニャール—文…

じぶんてどうやって小説かいてるのかしら? vol.2

今週のお題「今年やっておきたいこと」 小説を読み書きすることの棚卸、かなああ? てわけで、 第二弾、です! 「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆ 「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆ vol.2 じぶんてどうやっ…

そういえばもうすぐヴぁれんたいんでーじゃないですか☆ 理想のひとについて唐突に語りだしていた記事を見つけたのでアップしてみたりなんかして

ヴァレンタインデーっぽい雰囲気の可愛いテンプレに変えてみた☆ 2月いっぱいはこれでいってみよっかなあ、と。 そのついでに下書き見つけたので公開してみたw(そんなノリですみません、いや、去年からここ動かしてなかったからさすがにやばいかなあと) …

プリーモ・レーヴィ『アウシュヴィッツは終わらない』読了

アウシュヴィッツは終わらない―あるイタリア人生存者の考察 (朝日選書)作者: プリーモ・レーヴィ,竹山博英出版社/メーカー: 朝日新聞社出版局発売日: 1980/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 66回この商品を含むブログ (41件) を見る 「オデュッセウス…

個人的めも:イラストレーションと書くことその他

http://h.hatena.ne.jp/florentine/225694785021488093 〜かってにはんのう だけじゃなくなってた(笑)〜 美の支配者足りえるって思考、かなあ あとは「わかりやすさ」。 美や快楽が利用されやすいのは、それが文字通り人目をひき、訴えかける力が強いから …

「読書の秋2011:王女メディア」に行ってきました!

読書の秋2011:王女メディア 振付・出演:カルロッタ池田 テクスト・朗読:パスカル・キニャール•2011年10月21日 (金) - 2011年10月22日 (土) •19:30開演 (19:00開場) •一般4500 円/日仏会員・学生3500 円/前売4000 円 •フランス語、日本語字幕つき •お…

ちょいリハビリ。または準備運動。

私自身が、男と付き合っている間ずっと疲れきっていた。とくに社会人になってからは酷かった。デートから戻り家でひとりになると身体中の力が抜けた。だから結婚できないのだということくらい、わかっていた。 でも、いいひとはいないの、と母親に嘆息される…

れんぶらんとーーーーーーーーーーー!(追記した)

レンブラント展 http://www.ntv.co.jp/rembrandt/ あいからわず手が痛いし調子悪いので、これだけ書いて寝ます。・『アトリエの画家』に総毛立つ。なんだ、あれは。ジュネの小説よんだときみたい。版画がキてるのも肖像画が凄まじいのも知っていたつもりだけ…

いつか、「犬好き作家特集」をしたいが今日は猫を愛するひとを。

ヴュルテンベルクのサロン作者: パスカルキニャール,Pascal Quignard,高橋啓出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1993/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る私はディドンを愛していた。私にはそれ以上に愛した人はいただろうか…

たぶん、この一ヶ月でキニャールの翻訳本はすべて読み終えると思う。

いまさっき、ツイッターとミクシに「下書き」を垂れ流したのは、わたしです(涙)。いやん! さいきん、パソコンの調子が悪いです。地震より原発より、そのほうがずっと怖いとマジで思う瞬間があって困ります。いちお、ワード文書は保存してあるんだけど、「…

逃げたようで、いちばん深いところへ突っ込んだ気がする

Un Captif Amoureux作者: Jean Genet出版社/メーカー: Editions Flammarion発売日: 1998/12/31メディア: マスマーケット購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る恋する虜―パレスチナへの旅作者: ジャン・ジュネ,鵜飼哲,海老坂武出版社/メ…

「ローマ熱」かしら?

ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト (白水Uブックス)作者: アントナン・アルトー,多田智満子出版社/メーカー: 白水社発売日: 1989/06メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見る 先日の『アルブキウス』から「ローマ熱(笑)」…

いつでも、どんなときでもわたしはそれをうまく言えたためしがなく、この先も口にすることはない

幾分なりとも美を意識した書物を書く者は、声の亡霊をおのれに引き寄せてしまう。そして自分ではその声を発することができない。音楽のレッスン作者: パスカルキニャール,Pascal Quignard,吉田加南子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1993/04メディア: …