がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

2015-01-01から1年間の記事一覧

歓びの野をつづれ織る1  ごあいさつ

なんか新しいことを始めたいとかおもってるんだけど、身体はまだ動かないし(昨日ちょっと車の通る道も歩いてきたけど途中で雨ふって帰ってきちゃった、やっぱり車の走ってる道歩くのは怖いしグッタリする、今日は雨がふったりやんだりなので歩くのやめた)…

しらべものの軌跡

ちょろっとメモ。 いつものように気になったアーティストを追っていった記録。聞いてたのは、こちら。 Joint One Music Player で、この曲が気になって、ここからラストがこうなる、ていうのがわたし流w www.youtube.com (MVも洒落てる) Meet Niia: The…

番外5――小説ってむずかしいねえええ(嘆息)

「これは『小説』じゃない」とかそういう言い方、わたしは決してしないよう気をつけてるんだけど(言うとしたら、これはわたしのおもうところの「小説」じゃないであって、あくまでもそれに「」つけるねw)、 それとはべつに、 わたしもずっと、こういうこ…

辻邦生『江戸切絵図貼交屏風』

ほぼ一日一辻邦生本、みたいな。 江戸切絵図貼交屏風 作者: 辻邦生 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1992/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 主人公がちょっと変わってて、旗本の長男に生まれながら歌川派の浮世絵師になった歌川貞芳、とい…

「へりくつ」というタグのあることを

ソメイヨシノが満開になるとhebakudan(屁爆弾)さんのことを思い出す。 あれから5年もたつのかと、 あんなに色々していただいたのに何もお返しできないままだらだら生きているような気がして、 情けない想いでいっぱいになりながら、 わたしのブログには「…

「眼の澄んだ美貌のヴァリニャーノ」と「尾張の大殿(シニョーレ)」――辻邦生『安土往還記』

美貌のヴァリニャーノ、ていう言葉が好きすぎて好きすぎて、ていう、 これを初めて読んだ当時の十代のわたしw ん十年たっても「燃えた」ので、そういうとこはほんと変わらんなあと。 何度目かわからない再読。 きのう病院の待合室でひらいて読み終わらなか…

はるがすき、ちっともやさしくない、おぞましくてうつくしいはるがすき

ようやくギプスがとれました。 よくなってはいるらしいけど腫れが酷くてこれだと治り悪いし痛いでしょうって言われました。痛いよ、うん、かなりイタイよ。 でもそろそろ歩きましょうて言われたので靴を買おうとおもいます。 ちなみに4月からムショクですw…

番外4――シェアドワールドとかやりたいとか思う、やらないけどやりたいとか言いたい病。

読むこと、書くこと、発表すること カテゴリーの記事一覧 - がらくた銀河florentine.hatenablog.com 今年は誰かと桜を見ることなく終わる年になるのだろうという、大変にさびしい想いがしてるのですが、まあ言うほどじゃない。強がりw でもほんとにソメイヨ…

行く末に‘ひかり’を祈る――『遍愛日記』の感想いただきました!(※追記あり)

昨夜最終話を書き上げたばかりなのに、 もう感想いただきましたーーー!!! わーい、わーい☆ 『『遍愛日記』磯崎愛さん著 に寄せて』ameblo.jp とても嬉しかったので、はっておきます。 だって、こんなのかいてもらっちゃったんだもん! ミズキさんへ永遠の…

『遍愛日記』完結しました! どうもありがとうございます☆

今週のお題「卒業」 いや、卒業じゃないけどw 物事が締めくくられて新しいところへ、ていう気分なので。 とりあえず、 『遍愛日記』完結したよーーーーーーー!!!!! ひゃっほーv 遍愛日記novel18.syosetu.com ※深町姫香は、勤め先の社長で婚約者の彼に…

『夢のように、おりてくるもの』更新してます! 常陸国風土記のことなど

外伝「面食い」更新しています! いちお、明日で「面食い」は完結します。 残りが「木染月」と「マフラー」なんだけど、そっちも片付けたい(かたづけたいってw)です、ほんとに! (いや、なんか、いろいろ終わらせたいらしいよ) 夢のように、おりてくる…

ようやくギプスが外れかかった(しかし外れたわけじゃないw)

先週扁桃腺が腫れてたから長時間寝てて、あんまり動かなかったら右足のアキレス腱炎がみるみるよくなったような気がしたのに昨日今日と左足がイタイせいで右足もいたい。泣きたい。 何報 昨日会社に完治してから通勤しますと言った、ほんともうイロイロ無理…

うちのめだかさんに名前がついた

せんじつ彼がうちのめだかさん(我が家ではめだかその他だいたいなんでも「さん」付けである)に以下のような名前をつけた。 滝さん、小川さん、小池さん、泉さん、 そして沼田さんというらしい。 沼田さんは思い出すまでに時間がかかった、いちばん小さいの…

『遍愛日記』更新してます! 「【下書】開示:3月26日深更 1」

更新してます。 遍愛日記 遍愛日記 この小説にはガノタ成分(ガンダムオタク)が多大に含まれています。 たぶん、なんの影響下にあるか問われたら、もちろん色んな小説を述べることは可能ですが、おそらく一番はガンダムです。あ、ファーストね。ファースト…

『遍愛日記』更新してます! そろそろ「間奏――あるいは削除され得るであろう休止状態」から次の章へ

というタイトルでもう言い尽くした感がありますがw 小説更新のお知らせです。 遍愛日記 遍愛日記 ※深町姫香は、勤め先の社長で婚約者の彼にふられたばかり。 恋愛も結婚もこりごりと「画家になる!」決意を固めたはずが、 後輩の浅倉に迫られて無理やりキス…

そういうシーンを書いていておもうこと

今週のお題「これって私だけ?」 医者にいかないといけないのに(週一検診してない!! リハビリもしてないよ、やばいよ!)調子が悪くて一日の半分寝ている。微熱があって、左の扁桃腺が腫れていて、喉の半分が沁みて肩がバリバリなかんじ。 さて、 更新の…

『遍愛日記』更新してます!

遍愛日記 遍愛日記 ※深町姫香は、勤め先の社長で婚約者の彼にふられたばかり。 恋愛も結婚もこりごりと「画家になる!」決意を固めたはずが、 後輩の浅倉に迫られて無理やりキスされるは、 知り合ってひと月の美青年ミズキに深夜自宅に押しかけられるは、さ…

「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 」展が楽しみすぎて!

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 | 展覧会 Bunkamuraザ・ミュージアム(東京)会 期 2015年3月21日(土・祝)〜6月28日(日)*4月13日(月)と4月20日(月)のみ休館開館時間 10:00〜19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(…

わたしの好きな谷崎潤一郎

たぶん、第一回的な。 谷崎潤一郎展が4月4日から始まるので、その予習といったふうに。 ツイッターでこんな素敵な情報が流れてきたので! 5/10に神奈川近代文学館で開催される谷崎潤一郎展記念朗読会のチラシをゲットしました。あの寺田農さんが『春琴抄』…

10 小説を書くときよく使ってるお役立ちWEBサービス等 vol.2

前回のこちらがたくさん読んでいただきましたようです。 どうもありがとうございます! 9 小説を書くときよく使ってるお役立ちWEBサービス等 - がらくた銀河 9 小説を書くときよく使ってるお役立ちWEBサービス等 - がらくた銀河 インフラ的なものと調べ物…

「キャラクター小説」その他についての個人メモ

なんとなく、個人メモ。 『ビブリア古書堂の事件手帖』に続く大ヒット作は出るか? いま「キャラクター文芸」がアツい | ダ・ヴィンチニュース 『ビブリア古書堂の事件手帖』に続く大ヒット作は出るか? いま「キャラクター文芸」がアツい | ダ・ヴィンチニ…

掌編「ユメノナルキ」

かつてバクはユメノナルキの下でくらしていたそうだ。 いつも一緒に寝ていたのにある朝目をさますとその姿が横にない。パイプベッドのよれたシーツのうえにバクの温もりはわずかに残されていて、じきに戻るかと二度寝を決めこむつもりが、奇妙に心臓が高鳴っ…

海で泳ぐ河馬があまりにも美しかったので

TLで流れてきた! もうちょっと、なにこれ、凄く美しくて気持ちよさそうで、ずっと見てる。 飽きない。 Dippopotamus! Hippo goes for a swim in the sea in Mozambique Hippo goes for a swim in the sea as it enjoys three-day stay on Mozambique beach …

ひな祭り、蛤香合、貝合わせ、そして世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の帆立貝へ

今週のお題「ひな祭り」 貝という、イメージの連鎖で。 わたしは少しばかりお茶を習っていたことがあります。 そのときに先生のお宅やお茶会で拝見したのがこの、蛤香合というものです。お雛祭りでハマグリのお吸い物いただきますよねー、あのハマグリですよ…

『夢のように、おりてくるもの』外伝・小咄「明月」更新しています! 

先ほど同人誌原稿を提出したのですが、 三人称がむずかしくて泣きそうです、わたし! いちお小説更新のお知らせなんですけど、 これ、一人称だから、ねええええええ。 (茶髪くんパートに限っては「二人称」ぽいアレだけど、「あなた」で書いてるからさ) 『…

9 小説を書くときよく使ってるお役立ちWEBサービス等

3月ですね、早すぎてなんかもう、どうしたらいいかわかりません>< それはそれとして、 今日は、小説を書くときにつかってるお役立ちサイトのご紹介です。 以前こことクランチマガジンさん*1で連載してたものの続き、みたいな感じです。 ここのは、これ、…

三島由紀夫『小説読本』と澁澤龍彦『イタリアの夢魔』についてなど

昨日の補足的に。 「虚実」のはなし、でもある。 あと誰かに書いて欲しい「澁澤×三島=親王攻め塔の上の王子様受け」的な薄い本のためのメモ的に(スラッシュとして、この「×」の前後、その順番は正直逆でも裏表どちらでも読ませていただけるならいつでもお…

ひとり三島由紀夫祭り♪

文字通り、ひとり三島由紀夫まつり開催ちう。 はてなハイクに書き散らした感想やら何やらを貼るだけのオシゴトw 小説読本 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/10 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (3件) を…

わたしの好きな三島由紀夫(何度でも書くけど)

不貞寝をしていたが、とりあえず気分転換に何か書こう。 花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (85件) を見る いま、こう…

御礼

ネットにつながっていると「集合知」なぞという難しい言葉ではなく、なにか質問するとこたえてくださるひとがいたりして、 または関係する本などについてお知らせくださるかたもいて、 それは、ちっちゃいころから美術展とか博物館とか出かけていたじぶんに…