28 本について書かれた本が好きです、おはなしのうしろにたくさんおはなしがあるのが大好きです
じつをいうと、風邪をひいて寝ています。
シゴトおやすみでよかった。
http://novel18.syosetu.com/n1558bq/ (PDFにしたり文字の大きさを変えて読むことができます)
てことで、伴走メモです。
初読のものと既読のモノと、鞭と飴みたいなw
「私 は、午後ずっと散歩し、うろつき、泳いだ。夜になっても、ただのらくらし、庭の隅の岸辺に陣取り、酒を飲み、煙草をふかし、魚どうしの会話に耳を傾け、夢 想し、〈指の音をたよりに〉歌をまさぐっていた。その歌はそんなに大きく響かなかったが、私の内部では心臓のように高鳴っていた。」
「私は幸せだったのだ。私はイメージが嫌いだ――いつも幸福からその本来の状態を奪ってしまうから。比喩で語られるものはみな不幸だ。この幸福を伝えるために、あるいはそれを完全にわかってもらうために、私はもはや他人の耳やまなざしを必要としていなかった。」
キニャールぼっとさん
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http://www.amazon.fr/i-Pascal-Quignard/dp/2070400026
むーーーーー
高橋啓氏、早くこれを翻訳してほしいです><
そういえば昨日のつづきを。
小咄(コント)の練習してるっていったら編集S氏に「石川淳の逆」と言われました。
ほー、そっかー、そうなんだー。
普賢は、わたしにとってメタ小説としてよりなによりも、クリスティーヌ・ド・ピザンもの、として認識されているのであった。
いつかピザンは書きたいのだよ、ええ。
石川淳はそれこそ和漢洋なんでもイケるひとでありましたな、憧れます。
じぶんの好きな作家は基本「文人」タイプだからなー、てしみじみおもう。でもだって、たくさん本読んでるひとカッコイイじゃん!
そのひとの内側にどれだけの言葉とおはなしがあるのかが、わたしを刺激してやまないのだ。書くひとが好きなのはだから、読むひとが好きだから。
わたしは、そういう豊かで複雑で重みのあるものが書きたい。
さて、うつらうつらしてるあいだに、
黒髪君の赤いマフラーネタがおりてきて、これをどう語りおろすかかんがえちう。
小説になってしまうなら発表しないし、小咄ぽくイケるならまた書きます。
語句の強弱と時間の流れの線状性とトーンを揃えることと平板さと、イメージの端的な使用と、そういうことを考えている。
うえで書いたようなことをできるようになるために。