またまた「愛っていったい何かしら?」タグ登場!
さいきん小説のはなしばかりしています、幸せ☆
でもって、これほんとは「しゅうち☆ぷれいタグ」がお似合いな気がするけどw
需要がなくとも、いま絶賛棚卸期間なのでメモっておくよ☆
とりいそぎ、いつものやつをw
「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆
「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆ vol.2
じぶんてどうやって小説かいてるのかしら?
みっつめはともかく、
うえふたつはとても面白い本を紹介してるので是非に!!!(真剣
どうやって、て、すんごくむつかしいね
まあ、メモなんで気楽にw
①基本初読時は突っ走る
ラストまで休まず行くぜ! ていうかんじ
躓くことは基本ナイ、ていうか、たぶんイマ躓いたなあってことがあっても気づかないふりで突き進むw
んとね、テクストのリズムのはなし、よくでるけど
リズムだけじゃなくて、それが積み重なることでもたらされる「うねり」、だよね大切なのは
それに乗れるか乗れないか、ていうかんじ?
②解説は自分が読み終えるまで絶対に読まない
外国文学とか後ろに訳者さんのそれがくっついてたりするけど、読まないよーあとでだよー自分の「読み」を確立させてからだよー(資料文献はこの限りではありません。ていうか、資料本の場合は序文とか解説とか目次とか丁寧に見るよね)
③あ、そうだよ、わたし、パラテクスト読むよ!!!
ジーン・ウルフ様にお便りしたい!
「わたしはパラテクスト読みます」と!!!(パラテクストについてはこちらさまなどを→TOMOHISA SUZUMURA’S CRITICAL SPACE ー 鈴村智久の批評空間 現代文学理論の基礎概念)
うん、ちっちゃいころから読むんだけど(だから読まないひとがいるって知ったときは衝撃だった!!! じぶんの常識って、みたいなw)
西欧中世写本についてちょびっとでも齧ると、読まないではいられないっていうのもある
このあたりは小説で語ってるし、またね
④場合によってはあらすじ要約と構造分析をする
要約は、字数を変えて何パターンかやってみる
400文字と2000文字とか(大塚先生の授業で教わった)
ちなみにこれは、自作品も書きはじめる前にたいていやります(だからわたし、ほんとはラストまで見えてないってことは実はないのねw ただそこを、そこをほんとにどうするのかってことで・・・ここは、なにかいうのが苦しいので、ゆるして・・・)
あと構造分析
これは物語構造が何に分類されるのか把握して、ストーリー中の出来事、なにがどこに該当するのか当てはめる(これも授業でやらされて、凄く面白かった)
(で、もちろん、なにもかもが物語構造におしこめられるわけじゃないのさw
とはいえ大掴みにでもヤル)
もっと簡単にいうと、このはなしは何に似ている、ていう似ている探し、かな?
または下敷きになっているはなしを探り出す、とか
換骨奪胎ていうのをヤルときに必要な能力っすね
⑤もっと綿密にやるときには、章ごととかで要約する
このへんはもう、ゼミでやらされたレポートにかなり似ている(ヤラサレタってw)
ただし、ここまでヤル時は、キャラの「動線」とかを意識したい場合
他の章立てとの繋がり、出来事の連関、ひとの動き、舞台の配置等を考えるときに役立つので、要約じゃなくてメモれべるのときも多い
(正直言うと、ひとさまの小説でここまでの要約したことは人生で数回くらいしかなくて、いつもはメモれべるっす)
⑥で、こうしてやったことを全て忘れる勢いでもういちど再読する、ていうか、何度でも読む
あのさー
小説ってさー、読んでるときにしかそこにナイものだよねーって思わない?
けっきょく「一回性」のはなしと繋がるんだけど
人生が一度きりしかないように、「読み」も実はいちどきりなのねって
だから、全身全霊をかけて読む、だよねえって感じなのだ
⑦で、こうやったあとに、じぶんの尊敬する、愛する作家たちがその作品をどう読んだかを読む(訳者さんの解説とか)
たとえば、ボルヘスが『神曲』をどう読んだか、とか
カルヴィーノ様がフローベールの『三つの物語』をどう評したか、とか
もちろん訳者さんのそれとか
もっというと、三島が『近代能楽集』でやったことを読む、またはキニャールが谷崎の『陰翳礼讃』をどういうふうに讃えたか、とか
ジーン・ウルフ様がフローベールを、プルーストを、ダンテ様を、どうよんでどう作品でそれを活かしたか、みたいな
それを読んでウットリするかんたんな、とっても悦楽に満ちたお仕事っすw
これ、これは愉しいよーすっごくきもちがいいよーー
わたし、わたしね
わたしはね、この「連なり」のただなかにいたいのだ
わたしにとっての「文学」、「ブンガクする」って、こういうことを言う
へへへ☆
んじゃ、今日はここまで~