がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

くだるとのびる――夢日記17

ツイッター上のフォロワーさんの車に乗せてもらって坂をくだっている。

大きな車だ、ワゴン車に乗るのがひさしぶりでチョットびっくり。

いちどもお会いしたことがないのだけど、可愛らしくて笑顔の優しい気さくな方だ。

「大きなおクルマですね、ご家族でよくお出かけなさるんですか?」

「そうですね、旅行よりさいきんはサッカーの送迎とか」

そんな会話を交わしてるうちに、いつまでも坂が終わらないことにわたしは気づく。まるでロープウエーに乗って山からおりるみたいにいつまでたっても坂道が続いている。あれ、車て、こういう道はぐるぐる螺旋状になるものでは?

そう思って窓の外を今更のように見ようとして、あ、と声をあげる。

車が伸びている。バスどころか15両編成の電車の車両みたいになっていて、あやしい。

あ、夢だね、ゆめ、てこのへんで気づく。


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(ぼけぼけの写真と内容はいつもどおり関係ないよ)

 

ところで、何か他に話すことあったはずなんですが、北米向けトレーラーは伊福部音楽ですべてもってかれたのではっておきます。

 あ、あと、

www.excite.co.jpこれ面白かったよ!!!

福祉工学ていうのなのね、へ~

 

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ほえ~~~なるほど!

 

www.youtube.com

すごく、よい!!!!!!!

 

あと全然関係ないけど、ブログじゃない自サイトもちたいなあみたいになってるんだけど、ええと、まあ、ゆっくりと。

んじゃ!

かいじゅうとひげおとこ――夢日記16

魔法使いの合宿にきている。合宿というより研修かもしれない。

わたしはなんでか髭面に眼鏡の大男と一緒にいる。悪いやつじゃないのだが、イマイチわたしとは合わないのだ。いまも、わたしがお茶が飲みたいと言っているのに、いつも紅茶飲んでるだろうと言って、紅茶を淹れてくるようなやつだ。でも、そうやって気を遣われているのはワカル。やだな、やだけど、こういう部屋割りなんだよなと我慢している。

髭男が言う。

「見ろ、これだ!」

A3くらいの紙に、クレヨンで怪獣の絵が描いてある。他愛無い、こどものような画だ。怪獣らしく、それでも強そうには見えた。

とつぜん、この絵に呪いをかけられたと髭男が叫ぶ。この片目を色鉛筆で潰さないとこいつが紙から飛び出すと癖毛をぐしゃぐしゃ掻き混ぜている。

潰せばいいじゃんと言ってそこに色を塗ろうとすると、たしかになんだか「圧」を感じて、う、と声をあげる。ほら、お前にも無理じゃないか、とえばるように言う。お前とか言われる関係だったかなと思いつつ、じゃあ上級魔法使いのところへ行こうと提案する。髭男はうんと言わない。これが試験なんだぞと脅されて、わたしの課題それじゃないよとこたえる。

ああ困ったああ困ったとベッドで唸っている。うるさい。外に出ようとすると、なんだ、俺を置いていくのかと情けない声をあげる。置いてくよと言うと、待て、待ってくれと言う。やだよ、ドアに手をかけると、後ろから咆哮と悲鳴がおおいかぶさった。

あ、これ、きっと怪獣だ。

置いて逃げるのはヤバイと思うのに逃げようとして、扉が開かないことに気づいて振り返る。あ、ヤバイ、視界はわけのわからない緑色に塞がれていた。わたしのじゃない悲鳴が続いている。じぶんがどんな魔法を使えるのか忘れている。ああやばいやばいやばい。

 

てところで目が覚めた。

(写真と夢には何の関係もありません、いつものように)

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(これはなんか加工したんだろうな、うん)
 
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こんな感じのがわりと好き。
なんか、紫陽花のドライフラワーになるまだまだ手前くらいなの、けっこう好き。
 
連日シン・ゴジラのツイートを見かけるせいですねw
たまに、勤めていたときの研修合宿みたいなのを夢に見て、これ、なんでか魔法使いだったんだけど、小説家のめたふぁーとかそういうんじゃなくて、ガチで魔法使いだった気がして、あれ、なんだろう? なんなんでしょうね???

魔女と別荘――夢日記15

ガラス張りの床のしたに、川が流れている。
渓流だ。

ここは、山の上に建つ別荘というものに見える。見える、というのは、わたしはそこが本当はどこで、なぜここにいるのかわからないからだ。わたしの後ろでは、ソファセットに腰かけた三人の老女が優雅に紅茶やコーヒーを飲んでいる。モダンな魔女みたいだった。日本人じゃない。三人とも銀髪で、髪の長さがベリーショート、ショート、ボブとちがうだけで、面立ちが似ている。若いころ個性的な美女と言われていそうな、尖った鼻と顎を持ったモダンな、魔女だ。

わたしはこころもとなくて、いちばん手前のミッソーニのセーターを着ている魔女に視線を投げる。けれど彼女は莞爾と微笑むだけだ。

喉が渇いたのに、うしろの席にいって自分のぶんをねだることができない。なんだか怖い。

そのうち川の流れは勢いをます。

清流が、あっという間に濁流となる。泥水が氾濫している。まわりの木々を押し流す勢いだ。わたしは後ろを見る。

 

ねえ、ここ安全なんですか?

あの、ここ、ほんとに大丈夫ですか?

 

返事はない。日本語じゃ通じないのか、英語? え、えいご?? 

水の音は聞こえないのに、ソーサーにカップが置かれる音だけが響く。または、砂糖をかきまぜるスプーンを置いた音が。

 

ねえ、ねえっ、ここ、大丈夫ですか、危なくないですか?

 

わたしは叫ぶ、返事はない――ないまま、目が覚めた。

 
(写真とは何の関係もないよw)

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たぶん、落水荘のせいw

落水荘

 

 

そうそう、

今朝、彼が毛布をかけてくれたのですが(そのときの記憶はある)、びゃあっと、なにすんだ暑いぞ、ていう勢いですぐ剥いでいたそうですw(はいだ記憶はない)

不思議だね。

2016年前半に、コラボ「花うさぎ」のしてたこと

おひさしぶりです、いきてます。

コラボ花うさぎのハナのほう、磯崎愛です、こんにちは☆

ここを定期的に読んでくださってる方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、同じはてなーの うさ (id:usaurara) さんと一緒にコラボ花うさぎとして活動をはじめたのが2011年4月のことでした。

詳しいことはこのへんにあります。よろしければ♡

florentine.hatenablog.com

すこしお休みをはさんで、

 2016年にうささんに誘われてまたぞろ活動しております、なんだっけ、なんか面白い誘い文句だったんだよな、うささんに誘われてどーしよーもなくてやりましたって言っていいから、だったっけ? 

(コラボ花うさぎは恐らくわたしが「受け(どM)」、うささんが「攻め(どS)」と認定されているかもしれませんが、ひじょうにもっともらしい正解は「リバ」ではないかとおもっています、たぶんw)

うささんのブログ、コラボ活動について書かれています。

usaurara.hatenablog.com

では、何をしたのかを簡単に。

① 北陸アンソロジー参加『海柘榴』(コミック&テキスト)

 福井県小浜を訪れた男と夢使いの一夜の物語――ていう感じでしょうか。

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なんとなく、もうこの絵だけでよいのでは、みたいなきもちでいっぱいです。

さいきんオリジナルは「実話」を書くようにしています。

このおはなしも、それらをつなげるための「虚構」は存在しますが、ほぼどのエピソードも実話です。わたしや知人友人親戚のそれが鏤められています。

ほんとうにあったことを小説におとしこむのって実はわたしには難しくて、ゲンジツって意外とドラマチックすぎたりで小説にすると浮いたりしそうで今まで避けてきました。

今回はうささんに助けられながらそれが出来た、ということで、とてもよかったとおもっています。

 

あ、あとね、北陸アンソロを読んだいちばんの感想は「仲のよいお友達の北陸に住んでるおばあちゃんちに連れてってもらって遊び倒したような本」です。

たぶん、なんか、これが一番伝わる気がする!!!!

 

 

togetter.com

試し読みはこちらから!

books.doncha.net

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こんなのも、うささんが作ってくれてました。

 

②Webアンソロジー:Index様、競作参加

 

「海柘榴」から派生して。

うえがうささん、したがわたし、同じ柘榴というテーマで競作してます。

GRENADE――ザクロ残照

うさうらら 福井の小浜を法事で訪ねた男が夢使いの男と過ごした一晩の物語 #WebアンソロジーIndex - tales-of-start-line ページ!

柘榴の帯~あやとりゆめむすび裂織(さきおり)~

磯崎愛 福井の小浜を法事で訪ねた男が夢使いの男と過ごした一晩の物語 #WebアンソロジーIndex - tales-of-start-line ページ!

 

 ③柘榴の折本

あと、②からの派生で、こんなこともしました。

florentine.hatenablog.com

④オマケ

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あと、実はこちらのヘッダーも!!!

タイトルとエピグラフだけでこれ出来あがってくるのが花うさぎクオリティ☆

 

 以上!!!

 

そんな感じです。

あと、うささんに「歌仙さんで頭がいっぱい」と言われたのが最高に面白かったので、これだけはらせてもらいますねwww

 

こうやって、「書け」と言ってくれるひとがいるのはとてもありがたい、文字通り、そうはないことだなあっておもってるんですよ!!!

そんなかんじです、はい。

はあ、

小説かくのむじゅかしいね、ていう本音をおいて、んじゃ、またね☆