がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡」いってきたよん♪

 

システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡」
Michelangelo Buonarroti
The Making of a Genius and the 500th Anniversary of the Sistine Chapel
会期 2013年9月6日(金) ~ 11月17日(日)
開館時間 午前9時30分 ~ 午後5時30分(金曜日及び11月2日・11月3日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日
(ただし、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館、翌火曜日は休館)
※開催日時は変更となる場合があります。
主催 国立西洋美術館、TBS、朝日新聞社

http://www.tbs.co.jp/michelangelo2013/

 

 
いってきたー、ていうか、なんか凄くてすごくて本当にどうしようどうしようどうしたらいいの!?(ていうかどうもしないしできないw
みたいな気持ちでいっぱいです! 
あと

9月7日(土)14:00~15:30 上村清雄(千葉大学教授)「ミケランジェロフィレンツェ
http://www.tbs.co.jp/michelangelo2013/topics/event20130725_1.html

 も聞いてきました!

おはなし内容は勿論、語り口もすんごく面白かったです~!

学生さん、羨ましい☆

フレスコ画の身体学: システィーナ礼拝堂の表象空間 (イメージの探検学)

フレスコ画の身体学: システィーナ礼拝堂の表象空間 (イメージの探検学)

そういえば、マリオ・プラーツの名前とかも出たのでした、ええ(お誕生日、9月6日なのよ)。

ローマ百景―建築と美術と文学と

ローマ百景―建築と美術と文学と

それと、ドナテッロどなてっろ! てここで叫んでおくよv

 
それで、えーとえーと、なんか言いたいことはいっぱいあるけど興奮しすぎて頭おかしいままなので、ひとつだけ!
《レダの頭部》のモデルがアントニオ・ミーニだった!!!
これ、このひとだよね?

「素描しなさい、アントーニオ、素描しなさいアントーニオ、素描しなさい、時間を無駄にしないで」

ミケランジェロ・ブォナローティ

 
すみません、モノグラフひとつちゃんと読んだことないので他にも同名の弟子がいたりするのかもですが、このひとな気がするので嬉しくてはっておくw
それから、もいっこ、これも!

「こ の世界には、唯一つの学芸があるだけであり、それは素描、もしよければ絵画と呼ぶべきもので、他の一切のものは、その源流から派生する支流のようなもので ある。注意深く考えてみると、人は誰しもこの世界を描きつつ、あるいは創造しつつあり、たとえば家屋を造る、耕作する、航海する、戦争するというような一 切の操作や運動や行為は、すべて大きな意味における絵画であり、絵画こそその源流、他のすべてのものは、彫刻でも建築でも、ことごとくその源流から派生す る支流のようなものである」ミケランジェロ・ブォナローティ
http://florentine.hatenablog.com/entry/20101012/1286873541

 
なんかわたし、ずーーーーーーっと「素描」について考えてきて、たぶん、今日やっと、恐らくは上記の言葉の深いところを掴んだような気がする
今までどこか紗を一枚へだてた向こう、または表面を眼をつむって撫でる、みたいな感じだったけど
ガッツリと飲みこめ、否、飲みこまされたたかんじ
ぶっ ちゃけ、線てたいてい「精神性」ていうけど、もっというと「魂」だなあ、もうこれ! みたいなの、うん(わかる? うんでも、たましいとしかいいようがな い、生命、だと死ぬよね? 永遠不滅のものってタマシイだよね? サンドロの線は生命でいいよ(詩のほうがあってるかな?)、うん でも、ミケ様のそれは 魂だよ、そうとしかいえないよ、理念て言葉がいちばん近いような感じだけど、理念て言葉につきまとってそうな虚の部分がナイんだよ、あれ あーわたし、語 彙がないというか、言葉が追いつかなくて倒れたい、倒れ臥してごめんなさいわかりませんどうにかしてくださいと言いたい、ミケ様に!(このひと詩人でもあ るのでな!!!
てことで、
ラストにこれも、はっておくw

「もう、たくさんだ! もう言うなって! すべてひっくるめて創造主はミケランジェロに設計させて、イタリアをお創りになったと言ってみたらどうなんだ!」 
ミケランジェロはもう死んでしまっていると教えてもらった昨日ほどひどくありがたく、落ち着いたじつに平穏な気持ちになり、心が穏やかな幸せで満たされるのを感じたことは、これまで一度もなかった。 」マーク・トウェイン
http://ainokarakuri.blog42.fc2.com/blog-entry-92.html

 
前は、そうだよねええええってチョットひとごとだったけど(ローマに行くとわかりますw)、
今日は、うんうんうんうん! てトゥエインの手を握りしめたくなりました!w
骨と筋肉すきーはいくといいYO☆

地中海遊覧記 〈上〉 マーク・トウェインコレクション (10 A)

地中海遊覧記 〈上〉 マーク・トウェインコレクション (10 A)

地中海遊覧記 〈下〉 マーク・トウェインコレクション (10 B)

地中海遊覧記 〈下〉 マーク・トウェインコレクション (10 B)

 

てのが昨日いってきた勢いでかいたもので

んと、とりあえず既読未読含めてミケ様関連のもの、はっておきまするよ

芸術家列伝3 ― レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ (白水Uブックス1124)

芸術家列伝3 ― レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ (白水Uブックス1124)

(定番!)

芸術神ミケランジェロ―鼻の神話と隠された自伝

芸術神ミケランジェロ―鼻の神話と隠された自伝

庭園の牧神―ミケランジェロとイタリア・ルネサンスの詩的起源 (叢書・ウニベルシタス)

庭園の牧神―ミケランジェロとイタリア・ルネサンスの詩的起源 (叢書・ウニベルシタス)

とめどなく笑う―イタリア・ルネサンス美術における機知と滑稽

とめどなく笑う―イタリア・ルネサンス美術における機知と滑稽

(とめどなく笑うはすんごく面白かった! お庭は立ち読みだけで、芸術神未読ですがこれはなるたけ早くよむ)

解剖学者がみたミケランジェロ (RV選書)

解剖学者がみたミケランジェロ (RV選書)

(解剖好きな方は是非!)

ミケランジェロ (講談社学術文庫)

ミケランジェロ (講談社学術文庫)

ミケランジェロ―芸術と思想

ミケランジェロ―芸術と思想

ミケランジェロ―彫刻家・画家・建築家

ミケランジェロ―彫刻家・画家・建築家

(実はよんだのもあるけど忘れちゃってるのでひみつ・・・orz)

あと、

ミケ様が主役の小説もよんだんだけど、うーん、読書メモにみあたらずわかんないや、すみません

 

なんかねーなんかねー

お昼からずっと閉館まであそこにいたんだけど

レダの頭部から離れがたくて涙出そうになった!

あとねあとね、

「わたし、ミケ様とお友だちになりた―――――い!!!」て真剣に思って帰ってきました、マジですよマジ☆

ミケ様にまた会いに行きたいです!