がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

淵から岸辺へと~『無何有の淵より』に参加して~

なんとなく、書いておこうかなと。

これはいまのわたしのヘッダー、うささんにかいてもらった、しかも読むまえにw 何度もいうけど読むまえに!!!w(コラボ花うさぎ、お互いに愛はあるけど理解はないって言ってるけど作品についてだけは別だよ☆)

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togetter.com

www.pixiv.net

 

 正直ホント、内容はともかくこれが出来ただけでも満足です。

小説って言葉をつかって読むひとの呼吸や情動、ならびに時間その他を操作する魔法だとおもってるから、今回は順番間違わず呪文言えたみたいな気分☆

 

 

わたくしめがへったくそにしかオマージュらしきことができなかったので、いまだにこの近代小説について言及していただくこともないのですが、いや、これが下手くその証拠さw 精進します!

 

 

中盤の本音で色々台無しにしてますがwww(ひとさまのへし歌さん美味しいです☆)

「炭斗を回す」は、例によって三島の言葉です。したにブログはっときました。

そして、

「傷」に触れたい、それが美しいものだから、という想いはあるにはあるのですが、しかしそれは自分のサディズム加虐趣味嗜虐趣味だよなあ、それがあることは否定しないのですが、わりと悲惨なこと残酷なことって酔っぱらって書くのにちょうどよくて、その怠惰な感じがキライです。

大変なこと苦しいこと辛いこと、どうしたらいいかわからないような悲惨な何かを、「娯楽」として消費することもなく(するのが悪いとか言っているのではありません。エンタメっていうのはそういうものだし「他者の苦痛へのまなざし」というソンタグの言葉がありますが、いっぽうでそういうものを「必要」とする精神状態におかれることはいくらでもあるので、それはそれこそ「虚構」のする領分として大切なものだとおもっています。「欲望」はあること自体に対しては常につねに肯定する。それは否定しても抑圧しても仕方がないことだから、ゲンジツにそれが置かれたときにどうするのかという「言動」の次元においてどうにかするものだというふうにわたしは思い定めています)、かといって突き離すではなく、その悲しみや痛みのなかにひたすら埋没するのでもなく、書く、描く、そしてそれをさしだす、そっと、張り詰めた糸に触れるように、出来得ることなら天使の翅のように、柔らかく、そっと、あるかなしかの感覚で、でもどこか超然と、勝手に代弁しないために「距離」をとる、描くものの「重み」だけはきちんと居場所を与えたいけれど、というふうに書いている。

そんな感じです。

 

感想をいただいて、いくらかは、ほんの少しは、できたのかもしれないと自惚れて。

さあ、この世の深い、とても深い淵から、その隔たった岸辺はあちらこちらに広いぞと。なんとなく茫洋と、うまく呼吸できないまま、遠くをみはるかしている。

(風邪が治らない、マジで。昨日咳したらそのままもどしてびっくりしたですw年寄りか!!!)

(あ、お手本にした近代小説は三島じゃないっすよ)

 

florentine.hatenablog.com

 

 

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

 

 

小説読本

小説読本

 

 

小説とは何か (1972年)

小説とは何か (1972年)

 

 

他者の苦痛へのまなざし

他者の苦痛へのまなざし

 

 

 

『文豪とアルケミスト』始めました! そしてこのブログタイトルの元ネタは尾崎紅葉たちの「我楽多文庫」だったりします。

 おひさしぶりです。

ようやく数日前にネット繋がりました。つないですぐ、メールチェックではなくとうらぶにログインしたことを正直に告白いたしますw

 

さて、こちらです。

始めたばかりですが、ちょっとずつマイペースで楽しめたらいいなって。

(いちばん来て欲しかった鷗外、そして谷崎がいるので気持ちが楽。今後来てもらいたいのは八雲さんです。実装するらしいですよ)

www.dmm.com

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 初期文豪は、堀辰雄さんです。かわいい♡

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あと、来てくれた文豪たち。

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鷗外は谷崎が呼んでくれました! 

金栞と400突っ込んで、鷗外ゲットできて満足です。

そういえばこれも上手い下手あるかな、谷崎は少ない資源(あれ?違う言い方の気がするけどまあいいや)でも、何時間ていうひとたち呼んでくれる。一度もダブりなし。もしかして、得意???

どうも芥川と太宰がレアみたいですね。芥川は来て欲しいんだけど、レアだから、まあ様子見で。

 

 

 こういうことをもうずっと何年も言ってて!!!

なんか、TL見てると読めそうですよ♡

 

 

さっそくこの体たらくなので、まあ、なんていうか、ねw

 

きっかけはなんでもいいから、こうして彼らの作品に触れる機会が増えるだろうことはとても「いいこと」だとおもってるのだ。

ゲームになること自体、またはこういうキャラ立てをされるとチョット、ていうような気持ちはわたしのなかにもまるでないとは言わないんですが(複雑ですよ正直なところは)、でも、彼らは歴史に名を残した「作家」だからな、て微苦笑してる自分もいる。

本が読まれないとか買われないとか色々言われてる時代に、こういうので近代文学が読み返されるのは、実際じぶんがこうして本をひっぱり出してきてるわけで、効果あるなあって。

あ、でも、ゲームのなかのキャラとして好き、ゲームが好き、それはそれでよいことだとおもいます。逆に一緒にしたくないひともいるかもだし、楽しいことがひとつでも増えるって単純に素晴らしいと思うのだ。

生きるの大変だからさ~。

癒されるモノとかあるの大事だよ、マジで。

 

さて、うえの谷崎のカタログはここでゲットしました。

www.kanabun.or.jp

 あと、これもあげとこっかな。

座談会 昭和文学史〈第1巻〉

座談会 昭和文学史〈第1巻〉

 

目次みたらわかるように、当時の時代背景を語りながらの座談会方式なので、お堅い本じゃないからするする読めます。

第1章 大正から昭和へ―近代を物語る言葉(加藤周一井上ひさし
小森陽一)(明治天皇の死
戦争と大震災と大逆事件 ほか)
第2章 谷崎潤一郎芥川龍之介―「昭和」を見た者たち(中村真一郎
井上ひさし
小森陽一)(恵まれた出発
江戸下町の文化 ほか)
第3章 志賀直哉―「小説の神様」の実像(阿川弘之
井上ひさし
小森陽一)(小説の神様と呼ばれて
志賀直哉』をめぐって ほか)
第4章 プロレタリア文学―弾圧下の文学者たち(小田切秀雄
島村輝
井上ひさし
小森陽一)(「プロレタリア文学」の時代
プロレタリア文学との出会い ほか)
第5章 横光利一川端康成―「新感覚派」の旗手(川端香男里
保昌正夫
井上ひさし
小森陽一)(二人の生誕百年
新感覚派と『文芸時代』 ほか)

 

座談会昭和文学史 第1巻/井上ひさし/編著 小森陽一/編著 本・コミック : オンライン書店e-hon

  それにしても、

なにをそんなに浮かれてるんですかって言われたら、これに尽きる。

 

 本読みって孤独なんですよ、それをこそ愛するんですが、

でもさ、でもさ、

たまにはさ、語りたいじゃん???

じぶんの愛するものを他のひとも愛してるの見てみたいじゃん???

いまのわたしのTLこんなふうなので幸せです☆

 

あ、それと、はてなのグッズ欲しくてですね!!!(あと、文豪のはなしと一緒に書きたかったので)

 

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

 

1. はてなブログを始めたきっかけは何ですか?

きっかけは、id:hebakudanさんに読んでもらいたかったからです。

マジレスすると、わたしにとってブログ書くきっかけを作ってくれた方がはてなーで、そして、ここを開設してしばらくしてお亡くなりになったから。

そのひとは、わたしには「文学者」に見えた。

 

florentine.hatenablog.com

florentine.hatenablog.com

もう読めなくなってしまいましたが、その言葉は今も、わたしのなかにちゃんとあります。

このブログの「へりくつ」というタグは、屁爆弾さんについて書いています。

 

 

2.ブログ名の由来を教えて!

自サイト名が「唐草銀河」で、

それに合わせて、「がらくた銀河」になりました。

元ネタはこちら。

 

我楽多文庫 - Wikipedia

我楽多文庫』(がらくたぶんこ)は、近代日本文学で初の文芸雑誌硯友社の機関誌。同人雑誌の先駆である。

 

 うちは母が国文学が好きで、病気で大学には進学できなかったのですが、本はたくさんありました(ちなみに父は仏文系です)。

 

3.自分のブログで一番オススメの記事

florentine.hatenablog.com

ブクマとコメントまですべておすすめ本で埋まってるので是非☆

あと、

 PV断然トップの、これも。

florentine.hatenablog.com

 

4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと

 

よかったこと、「出会い」があることかな。

気づいたこと、じぶんがホントにものぐさだってことですねw 宣伝のときにしか書かなかったり。

 

5.はてなブログに一言

 

いつもお世話になってます!

5周年おめでとうございます!!!

はてながないと生きていけないので(マジで)、今後ともどうぞよろしくお願いします!!!

 

かなしばり、そしてたてこもる――夢日記18

(尾籠なはなしなのでご注意を。エロくないほうの下ネタだったよ><)

 

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(またしてもおはなしとは関係ないよw)

 

 

 

なにか黒くて重いものに乗りかかられてウンウン唸っている。これが噂の金縛りというやつかと怖いというより興味いっぱいに目をあけてそれを見ようとするのだが、それは長々と伸びたおはぎのような形態で、チョコレートの全部かかったエクレアというか、いや、やはり粒餡のおはぎに似たよくわけのわからない代物だ。

困ったなあと思っていると、わたしはベッドではなく、大きな窓のあるトイレの個室のなかにいる。窓から外が見える。かなり大胆に。

見おろすと、ちいさな街だ。せいぜい高くて10階建ての建物がぱらぱら固まっている中心部から向こうは住宅街の二階建て家屋だろう。川向うには田んぼがある。ともかくも、このトイレより高い建物はない。50階くらいあるビルのようだ。のぞかれる心配はない。

しかし――

なんとなく用を足しづらい。足許にどうしてか消火器のあるのを見つける。なんでこんなところにとおもって身をかがめたところで飛行機の轟音がする。はっ? として、目が覚めた。

 

 

 

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その後、おなかが痛くて目がさめておトイレに立て籠もりましたw 

お下品注意ですみません。

寒くてお腹壊したみたいで、ほんともうってなってる><