がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

読んだ本とか

美術展いったりしましたが、今日は読んだ本をとりあえず貼っておくだけ的に。

超絶久方ぶりに読み返した「茶の本」。

新訳 茶の本 (明石選書)

新訳 茶の本 (明石選書)

 

 解説で「天心神話」について書かれていて、あーなるほどねーってなりました。

いや、ほら、例の八紘一宇についてとかさー、あのへんさー色々あるでしょーって。

ちなみに英文もちらっと見ました(読んだとは言わない!)が、おおおおおってチョット変な声が出たので英語読める方は是非☆

(英文についても書かれてた。洒落た文章なんだそうですよ)

(あと、訳者の方も書いてらっしゃったけど、「繊細さ」というところがたしかにな、と。ただし、繊細さというものは往々にして「強さ・強靭さ」があってこそ見分け、気付き、それを十全に発揮できる代物なのだ、というのはやはり逆に確信してしまったよな気もする)

註が細かくて有り難かったのでおすすめです。以前わたし、岩波文庫で読んだのかなあ、忘れちゃったな。文庫だったような、うん。英文はついてなかった。

茶人たちの日本文化史 (講談社現代新書)

茶人たちの日本文化史 (講談社現代新書)

 

 わたしホントにお煎茶知らなくて。

 きれいさび、て言葉も大正時代からだそうで。なんかそういえばどっかで読んだような、ていう気もしましたが、なるほろって。

 

上田秋成の煎茶席

http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/10166/1/15_grad_74_urushihara.pdf

 

 

茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン

茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン

 

 しつらい、というものについて想いをめぐらすことがあって、

このへんまだ自分でうまく言語化できないんだけど、季節の巡りとともに、まあなんていうんでしょう、べつにそれが日本独特な何かだなどと断じて言いたくはないのです、けれど、それがこの国から失われつつある、ということは言いたい、みたいな。

 

うーん、あと、再読か。

きれいさびが出たので、思い出して。

小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本)

小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本)

 

 忠興さんのお言葉も出てきましたよw

というわけで、さいきん読んだ本でした。

読んだ本とか

とりあえず貼っておくだけ的に。

超絶久方ぶりに読み返した「茶の本」。

新訳 茶の本 (明石選書)

新訳 茶の本 (明石選書)

 

 解説で「天心神話」について書かれていて、あーなるほどねーってなりました。

いや、ほら、例の八紘一宇についてとかさー、あのへんさー色々あるでしょーって。

ちなみに英文もちらっと見ました(読んだとは言わない!)が、おおおおおってチョット変な声が出たので英語読める方は是非☆

(英文についても書かれてた。洒落た文章なんだそうですよ)

(あと、訳者の方も書いてらっしゃったけど、「繊細さ」というところがたしかにな、と。ただし、繊細さというものは往々にして「強さ・強靭さ」があってこそ見分け、気付き、それを十全に発揮できる代物なのだ、というのはやはり逆に確信してしまったよな気もする)

註が細かくて有り難かったのでおすすめです。以前わたし、岩波文庫で読んだのかなあ、忘れちゃったな。文庫だったような、うん。英文はついてなかった。

茶人たちの日本文化史 (講談社現代新書)

茶人たちの日本文化史 (講談社現代新書)

 

 わたしホントにお煎茶知らなくて。

 きれいさび、て言葉も大正時代からだそうで。なんかそういえばどっかで読んだような、ていう気もしましたが、なるほろって。

 

上田秋成の煎茶席

http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/10166/1/15_grad_74_urushihara.pdf

 

 

茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン

茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン

 

 しつらい、というものについて想いをめぐらすことがあって、

このへんまだ自分でうまく言語化できないんだけど、季節の巡りとともに、まあなんていうんでしょう、べつにそれが日本独特な何かだなどと断じて言いたくはないのです、けれど、それがこの国から失われつつある、ということは言いたい、みたいな。

 

うーん、あと、再読か。

きれいさびが出たので、思い出して。

小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本)

小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本)

 

 忠興さんのお言葉も出てきましたよw

というわけで、さいきん読んだ本でした。

さいきん読んだ本とか

こちらでご無沙汰してます。

まる一月以上ブログ書いてないことに気づきました。ははは。

元気じゃないですがどうにか生きてます。

なにも書くことはないのでさいきん読んだ面白い本とかただたんに貼っていきます。

ブラッドランド 上: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 (単行本)

ブラッドランド 上: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 (単行本)

 

 

ブラッドランド 下: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 (単行本)

ブラッドランド 下: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 (単行本)

 

 上しかまだ読んでないんですが、エーコ先生のこれ

プラハの墓地 (海外文学セレクション)

プラハの墓地 (海外文学セレクション)

 

 読む前によまないとなあと。

どんな本かはこれ読むとわかります。

 

webちくま 「ティモシー・スナイダー『ブラッドランド』刊行記念 3週連続・緊急書評!」

 

あ、そうだ、

 

死者の百科事典 (海外文学セレクション)

死者の百科事典 (海外文学セレクション)

 

 キシュに関しては、レーモン・クノーの『文体練習』を訳したひとだ、というのもつけくわえておきます。超絶技巧の持ち主。

 

あとこのへん、

神をも騙す――中世・ルネサンスの笑いと嘲笑文学

神をも騙す――中世・ルネサンスの笑いと嘲笑文学

 

 ほんとこういうふうに本て、テクストって読むんだよなあ、かっこいい、あああああって感じ。

しょっぱなから『薔薇の名前』ネタ全開なので既読のひとにおすすめしますが、美味しい。とても美味しい。

 

 

 この解説のトリスタンとイズーの読みが凄く面白くてね☆それが今回さらにパワーアップなのだ。

ヨーロッパ中世人の世界 (ちくま学芸文庫)

ヨーロッパ中世人の世界 (ちくま学芸文庫)

 

 それから、こんなのも。

 沓掛訳の面白さを知ってる方にはタマランものがあると思いますので是非!!!

軽妙洒脱ってかっこいいよなああってなる。

それと、こんなのも。

黒田官兵衛 作られた軍師像 (講談社現代新書)

黒田官兵衛 作られた軍師像 (講談社現代新書)

 

 これは、ここを読むといいかも。

gendai.ismedia.jp

「軍師」て言葉が近世に出来たものと知らなかったです!!!!><

あ、そうだ、読んでないんだけどこれ買います。

 

book.asahi.com

 

お茶関連の本とかも読んでるんだけど疲れてきたので今日はこれでw

みなさんお元気で。

『嵯峨野明月記』をよみながら(別ブログ2015/4/2記事再掲)

別名、『七星記』と『視界樹物語』用メモ。

 

たしか去年から読むよむと言ってたような気がするけど辻邦生読書にはまっている。

いや、ほんとは新しいのを読んで小説と物語について云々するはずだったのに、どちらかというと主題とかソッチ方面の興味が再燃。

個人的に、あ、いいところに還ってきたな、ておもってる。ことに庭についてはやらないと、だったので。

嵯峨野明月記 (中公文庫)

嵯峨野明月記 (中公文庫)

 

茶室搭載宇宙船スペースオペラなのでw 庭もないといけないし色々とめんどくさい。

近世初期の文人山荘における
視点場
-
眺望の景観構造
―京都郊外の光悦寺・詩仙堂・大悲閣・木下長嘯子山荘・藤原惺窩山荘を対象として―
山口 敬太・出村 嘉史・川崎 雅史

http://www.jsce.or.jp/library/open/proc/maglist2/00897/2007/pdf/B42D.pdf

 これ面白かった!

図で見られるのがいい。中世と近世の違いとか、ああ、だろうなとおもってたけど、ほんとにこうなんだと。籠る、の感覚の違い。

茶室のひかりの操作、開いたり閉じたり明るく暗く、というのの意図して起こすあたり。闇に魔物が棲んでいた時代から戦乱の時代を生きた商人たちの合理主義を経ての美意識ってやはり違うとおもうのだ。ルネサンスがイタリア商人たちから、ていうのと似て。

アーバンデザイン―町と都市の構成 (1975年)

アーバンデザイン―町と都市の構成 (1975年)

 

 

日本の景観―ふるさとの原型 (ちくま学芸文庫)

日本の景観―ふるさとの原型 (ちくま学芸文庫)

 

 

本阿弥行状記 (東洋文庫810)

本阿弥行状記 (東洋文庫810)

 

 

琳派もあるけど、もともと本阿弥家は刀のめききですね。

そ れでその後も生きていく、という。このへんのバランス感覚とかむろんのこと美意識(て自分のことじゃないと使いやすいねw)が凄く好きで、ていうかまあ、 なんだろう、わたしホントに美術史家が大好きで画廊主と暮らしてること考えると、なんかこう、じぶんのなにかがダダ漏れな気がするよ、わらえない。

(よ うやく気がついたけど画家は誰も彼も好きじゃないけどたいていの美術史家は好きなんだよ、これ、これ、すごくおおきいよね! だってわたし、カラヴァッ ジョとか好きじゃないもん、絵はイイけど! 身を持ち崩す系の画家は腹立つから嫌いなのよ、うん。才能は酷使してくれたまえ、ておもうの)

 

 

 

 

ゲームのおかげで色々とありがたいです☆

 

それから石川丈山について。

 

SHISEN-DO = 詩仙堂 =

その由来は・・・

正しくは「凹凸窠(穴編に果)」(おうとつか)であり、
「凹凸窠(穴編に果)」とは、でこぼこした土地に建てた住居という意味です。
この「凹凸窠」の中心には、中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせ、頭上にそれら各詩人の詩を丈山自ら書いて四方の壁に掲げた”詩仙の間”を中心としているところから「詩仙堂」とよばれています。

 

詩仙堂について

 

石川丈山

 

公式サイト、美しいい!!!

 

damien.douxchamps.net

 これ写真。

 

 

guide.travel.co.jp

これとか、

角倉了以と保津川下り、そして大悲閣千光寺 | 歴史ブログ | ようこそ保津川下りホームページへ(保津川遊船企業組合)

公式とか、

大悲閣公式ホームページ

 

あと、このひととかも。

 

圓徳院/木下長嘯子とその世界

 

 

勝俊は、京都東山、叔母高台院が開いた高台寺の南隣りに挙白堂を営み、そこに隠棲、長嘯子と号した。この隠棲地には「歌仙堂」と称する小閣がありその二階には三十六歌仙図を掲げていた。後に石川丈山比叡山西麓に隠棲しそこに詩仙堂を構えその二階に自ら選んだ36人の中国の詩人の額を掲げたのは、この歌仙堂に倣ったのである。

その後、長嘯子(勝俊)は挙白堂で1640年頃まで和歌を詠み続け、最晩年は山城乙訓大原野の勝持寺の畔に移住した。隠棲後も後妻か娘かは不明だが、家族と手紙のやりとりはあったらしい。

慶安2年(1649年)、同地で死去。墓は叔母高台院が眠る高台寺にある。遺された和歌作品の数々は、弟子の山本春正らによって編纂された歌文集『挙白集』に収載されている。

木下長嘯子(勝俊)は、小堀政一伊達政宗といった大名をはじめとして、林羅山春日局といった幕府の要職にあった人たちや、藤原惺窩とその息子の冷泉為景(叔父・冷泉為将の養子)、松永貞徳中院通勝たち文化人らとも交流を持った。弟子には先に挙げた山本春正や岡本宗好打它公軌といった人たちがいる。また、石川丈山下河辺長流山鹿素行にも私淑され、山鹿素行には住居の訪問を受けている。なお、後半生に吉備大臣入唐絵巻を所有していた。

なお、後水尾天皇が勅撰したと伝えられる集外三十六歌仙にも名を連ねている。

 

木下勝俊 - Wikipedia

 

いっとき小浜について調べたのはもう何度も書いたのでアレですが、このひと小浜城主だったこともあるのだ。

 

DSpace at Waseda University: 木下長嘯子『挙白集』巻六「盆山記」および「月の宮人」読解

http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/33516/1/GakujutsuKenkyu_Kokugo_59_Mizukami.pdf

 

 「語り手」のイメージについて。

本歌取りと配置と時空の語りについて。プラトンの想起説とかでてきたよ。

二条派の否定とか、そんなのとか、あー、うーん。

 

 読むかしら読めるかしら。

 

木下長嘯子(木下勝俊) 千人万首

 

納涼図屏風

http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A11878

 

木下長嘯子伝雑考 その(一) | 九大コレクション | 九州大学附属図書館

木下長嘯子伝雑考 その(二) | 九大コレクション | 九州大学附属図書館

 

(一)のほうで沢庵の評がでてきて、そうなんだよねえ、このへんの一続きの流れがたぶん、まだ自分のなかで整理できてなくて。

 

florentine.hatenadiary.jp

 

沢庵和尚のPDFはっておいた、前回の。

活人剣ていうものの、なんていうんだろう、言葉が出てこないけど「変遷」というのではなく、うーん。

 

 

 

つ まり茶人と武人と文人と商人と職人・芸人と宗教人と政治家(を天下人とするのはイヤで、じゃあなんて言えばいいかわからない、どうしよう困った語彙がな い)といったあらゆるものを横断する意識とかそのへんをどう飲み込むか、みたいなところが我が物になってない感じがして、ねえ。わたしの頭が悪いのだよな あ。けっきょく大きな視野を得られてないからかと。素描・デッサンが出来てないのだ。

戦争との距離の取り方、みたいなことでもあるし。当事者意識とかそういうのも含めて。

本阿弥家みたいな鑑定(めきき)があるとわかりやすいところはあるのだけど。

ということなどを考えている。

 

あ、藤原惺窩もだよ。

 

惺窩も天正十八年(一五九〇)に朝鮮国使のメンバーと筆談したり、文禄二年(一五九三)に名護屋で明国使節と質疑応答したりしている。慶長元年(一五九六)には、惺窩は明に渡ろうとして、京都を発し鹿児島に向ったが、出帆してまもなく暴風雨にあって鬼界ケ島に漂着し、結局渡明はできなかったらしい。
そのときの日記を記した「南航日記残簡」には、薩摩の大隅内ノ浦で、「その地の役人竹下宗意にルソン瑠璃盞(ギヤマンのコップか)で葡萄勝酒(ぶどうしょうちゅう)をもてなされ、呂宋(ルソン)や琉球の話などを聞き、蛮人(西洋人)の記すところの「世界図」を見た」という記事があるという。

 

matsuiism.hatenablog.com

 

 藤原惺窩は『嵯峨野明月記』にも、でてきます。

 

うまく言葉にならないけど、

平安末期鎌倉初期とパラレルで安土桃山江戸のことを考えようとしているのだろうけれど、うーん、ちょっと、うん。

日本版の、パノフスキーの『ルネサンスの春』とかハスキンズの『十二世紀ルネサンス』みたいな本があればいいのになあ。わたしが無知すぎて知らないだけであるのかなあ、うーん。

網野さんではないのだ。いや、うん、面白かったけど。かなり小説のネタにはしてるんだけど(してます、ものすごくしてます)。ちょっと違うのだ。

アナール学派みたいなのってあるのかしら? 日本のアラン・コルバンみたいなのが読みたいの。

 

絹の輸入のはなしもある。

通商・外交史の「経済」方面について無知すぎて。いや、今はまあいいや。絹とか木綿とかのはなしはまた。そこらへんは元呉服業なのであるていどちゃらっと舐めたんだけど、他にもあるからねえ。

染色の革新についてとかも。

 

あとはけっきょく禅、だよなあ。お茶も禅だし。

謡い方面もそうだし、からだをつかってすること、武人だからねえ。

身体能力高いひとはほんと何やっても素晴らしいからなあ。

 

それと、

なんかわたし、さいきんほんとに「本編」書かなくてもいいかなあみたいな気持ちになってて。

おっきいはなし書くの疲れちゃったんじゃないかとw

いえ、おっきいはなし大好きなんだけど、おっきいはなしへの嫌悪感とか忌避感みたいなのもあって、書けないという力量の問題だけじゃなくて。

そのへん、

どうしようかなあ、みたいな。

叉似刃(CYBER)本丸琴弾之記十三 うちの右歌仙さん(CP)についてのメモ其の一

ちょうぜつご無沙汰しております。

一月が明日で終わるなんて信じられない磯崎愛です、こんばんは。

去年はとうらぶに明け暮れて、生まれて初めて自分の意志でその二次創作小説を書く、とうらぶ同人誌イベント会場に行く等の「生まれて初めて」の体験をたくさんいたしました!!w 

人生何があるかわからないねw

てことで、

12月くらいからずっとちまちま書き続けてたんだけど、ていうのを出しておきます。

うちの右歌仙さんについて第一弾(続く予定w)

 

なんかこう、歌仙さんは相手が誰であろうと自分がじぶんであることを謳歌してるので、しょうじき誰かと番わなくてもいいんじゃないかと思いつつ。

なんていうか、わたしのなかで歌仙さんは愛されて生まれてきたがゆえに独りで幸福であることができるし、とても自立しているし、誇り高く、ステータスはあのゲームのなかで高いとは言い難いのでしょうけれど、少なくともうちの本丸では最強で!(歌仙さんがイチバンだよ!!)(先日めでたくカンストです)

歌仙さんはとても強いので、誰かと恋愛関係になるとしたら、「(命の)恩人」的な何かでないとならないような気がしてて、いやべつに、そんなことなくてふつうにころっと恋に落ちてもいいじゃんてツッコミをいれてはいますが、いま連載中のへし歌もくりかせもわりとそんな感じなのはやっぱり歌仙さんが「強い」からだよなあ、ありとあらゆる意味で。

とにもかくにも、あの美麗な刀の神様はわたしを魅了してやまないので、他の刀剣男士のみなさんにとってもそうなんじゃないかなあ、みたいな気持ちで書いています。

歌仙さん強くてかっこよくて可愛くてエロくて最高! ておもいながら書いているんだよ~~~!!!(力説! そう見えないとしたらひとえにわたしの力不足です)

あ、畳んだ下に少しだけベッドシーンについても書いてるのでご注意を!

 

それと、またお茶関係はまとめておくけど、あまりにも面白すぎたのでこれはっておきます。

 

藤森照信の茶室学―日本の極小空間の謎

藤森照信の茶室学―日本の極小空間の謎

 

 これがホントに凄く面白くて、ですね。

 

 

そのうち茶室搭載宇宙船スペースオペラの続きを書きたいとおもってるので、ていうか、わたしの「とうらぶトリビュート小説」には今後もお茶に関する事柄を書くつもりなので、はい。

 

それから、前の記事ですが。

florentine.hatenablog.com

 

florentine.hatenablog.com

てことで、

カップリングだよ~~~~♡

 

1 へし切長谷部さん(へし歌)

オレ様の主戦場(とか言ってそんなでもないです、はいw)

基本形はこれ

 うちのへし歌さん的設定をいうとね、長谷部さんのほうがお兄さんだし、上役(尾張の大殿)の刀だったし、その後に喧嘩した黒田のおうちの宝物になったけど実は細川家と後になって和解したし、国宝だし、歌仙さんとしてはじぶんが一歩さがって長谷部さんを立てて、くらいのつもりでいるらしいのだけど、まわりからはそう見えない的な何か(きっと長谷部さんもそうおもってないねwww)

うちの本丸では長谷部さんのほうが歌仙さんよりずっと「大人」です。なので不憫なんでしょうけど。

うちの歌仙さんは長谷部さんを「へし切」呼びです。号大事。じぶんにとって何よりも大切なものだからへし切呼びする。

歌仙さんは長谷部さんを幸せにしてくれる刀、というか、

「この僕といて、刃生愉快でないはずはないだろう?」という感じ。

あ、あとうちの長谷部さんはヘタレてるところもあるにはあるけど基本的に「悪い男」です。忠興公に似て、どこかこどもっぽい歌仙さんより一枚上手。歌仙さんがやらない「汚れ仕事」はこの刀がします。

そんなわけで、長谷部さんは強くてかっこよくて(哀愁があって)セクシーに描きたいのだけど書きたいのだけど!(ジタバタ) ガンバル!!

 

2 大倶利伽羅さん(くりかせ・くり歌)

圧倒的な「王子様」感にびっくりしてる。

歌仙さんの王子様はこのひとかもしらん、じゃなきゃナイト(騎士)。

すごくやさしい、懐が広い、押しつけがましくない、オトナ。歌仙さんとても居心地がよさそう。察してくれる感がある。

現パロ(『みなしごたちの闇夜(あんや)』を書いていて、「年下の男」感満載でちょっとどぎまぎしたのですが、作られた年代でいうと、歌仙さんより50年くらい年上なんでしたっけ? なんだろう、キャラ造型なのかな、うちの本丸ではすごく「年下の男」です、はい。

たぶん、歌仙さんに限らなくて、あの、不器用そうなのにとても器用、見守り上手的なあたりでいかにもモテそうだなっておもうの。なんていうか、伊達組が騒がしそうなので構われるのが嫌いなんだろうけど、歌仙さんはひとりで充実してるので居心地がいいんだろうな、という気がする。独立独歩感。 

身長が同じなのがとてもポイント高い。あと造型がほんとにエロくて魅力的だなあとおもってます。肌の色と髪型と刺青。

 

3 小夜左文字さん(小夜歌)

ここべつにカップリングじゃなくて「細川組」でいいとおもってる。

もちろん恋人でもいいんですが。なんていうか唯一無二感。歌仙さんがあるのは小夜さんのおかげ的な。

小夜さんの「騎士」、超絶優秀な歌仙コム、扶育官または守役、なんでもいいけど圧倒的「お兄さん」感、しかもスパダリ!(お歌が詠めてお料理も出来て戦が得意で力持ちで幽斎さんができることみんな出来るよ!)

なんとなく、正統派の初恋のはなしとかも書きたいなあっておもう。小夜さんがいなくなって特別な相手だったってワカル的な。

歌仙さんの世界に他にたくさんの名刀がいたとしても、幽斎さんの刀としての意味を身にまとった小夜さんは、忠興公に似てるところのある歌仙さんには特別である、みたいなの。

チートな父親とその息子で(あ、そうそうへし歌もそういう意味ではチートな如水の息子長政なのだ!)、しかも親子間にはなんらかの葛藤があって、刀である彼らはそれを互いに補完し合う、あの父と息子の関係をなぞりながらずらしながらお互いを愛する、ていうのが書きたいのだよ!

うちの歌仙さんは「家族」「夫婦」を拗らせてるのだ! 

刀という「モノ」はひとの手を渡り歩くものだから家族とか、まして夫婦なんてものを拗らすのは奇妙な気がするのけど(元主を拗らせるのはアルにしても)、歌仙さんはなんかどうしても細川家と結びついてるのでこういう拗らせはあるんじゃないかと。その当初は拗らせている自覚はあまりなくて、時間がたって距離を置いて、手紙とか何かを読み返して、そこでふと、嗚呼と吐息をつくみたいなことが。

それと同時に、小夜さんは山賊に振るわれたこともあって、この世のおぞましいものを恐らくたくさん見ていて、歌仙さんはそういうものはきっと知らない、というのがあって(戦場はおぞましいけれど、そこにそれを補って余りある「名誉」があるとするのが戦国武将なわけで)、そのへんもいつかちゃんと書きたい。

まあ、そういうわけで、うちのどの本丸、どの歌仙さんカップリングにおいても、この強い短刀様が歌仙さんを必ずガードしてる、ていうかんじ。

ちなみに「あの子」呼び。年の差は埋まらないw

 

4 燭台切光忠さん(燭歌・しょっかせ)

こないだ拝見してきたのですが、燭台切さん、わたしにはまだ謎なまま。ただ、わたしが書くとしたらスパダリじゃなくてヤンデレじゃなくて「トリックスター」かなあとはちょっと感じました。見てきて。右歌仙さん関係なく。

(いや、スパダリもヤンデレもトリックスター属性と言われたらそうだね、うん)

片目で、焼けてて。

飾り方で違うふうなかんじに見えるとおっしゃってたので。

歌仙さんとしては燭台切さんというのは「ご近所のかっこいいお兄さん」だし、「厨組」だし、いちばんほっとできる相手なんじゃないかなあ。無茶苦茶かっこよくてスタイリッシュだし、あの声も素敵だし、趣味が一緒なろころもとてもいい。甘やかし上手ぽいし。なんかこう、あの容姿とお声と話し方のせいなのか、この国がイケイケゴーゴーだったころのトレンディドラマ感ある。

て、書いてきて、でも。

なんかやっぱり「怖い」刀のお兄さんなんだなあ、わたしには。

 

5 三日月宗近さん(三歌)

いまだにはっきりしないけど、三日月さんは歌仙さんと主従三世または七世を契ってるとおもってる。歌仙さんはたぶん、あ、そうなんですか、くらいのかんじ。といってじゃあ対等とはやっぱりおもってない。三日月さんが上。それが互いにめんどくさい。せいぜい二世の恋狂いのほうがましだったかもしらんという諦念が双方とも根っこにありそう的な(いや、歌仙さんだけかも。三日月さんは偉いひとの刀だから)

うちの歌仙さんは細川家の刀だという意識がとても強い。

三日月さんはこの世に長く在るし武家の頭領の刀だからそのへん鷹揚だけど、歌仙さんはどうなのかなって。

あんまりらぶらぶにならなさそうだねw

ところで、

三歌本丸のエピグラフは三島の「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」の劈頭、「室町幕府二十五代の将軍足利義鳥を殺害」に決めてます

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

 

 そういえば、うちの歌仙さんは物凄く「権力」というものに敏感で上下関係を重んじるよ。でもいっぽうで、「平等」や「公平」「公正」という概念ならわかる、と言うとおもう。強固な身分制度の崩壊と再固定を見てきた刀だからこそ、ある種の合理主義を持つのだと個人的におもっている。

いや、なんかさ、あの難しい時代を生き抜いた戦国武将の刀だからさー。下剋上だなんだと騒がしい世の中で、細川家は武家の仕来りや書札礼等に詳しくて、上下、つまり権力の在り様に関してどれほど敏感なのか、て考えてもそうで。

あと、利休さんとの関係をおもうと、やはし「師匠」なんだよなあと。でも階級差はそこに厳然とある。そのへんの感覚を、わたしという現代人がどこまで思い描けるのか、ていうのはある)

(うちの本丸の歌仙さんは凄くマッチョだよ!!! なにせ力づく大好きだからねv)

(2205年の価値観をどれくらい刀剣男士が受け入れているものなのか、ていうか2205年の価値観てどんななのかが正直よくわからないのでアレですがw)

 

6 和泉守兼貞(兼歌)

いわゆるヘタレわんこ攻め? ちょっと権高な年上の強くて綺麗な憧れのおねえさん(おにいさんですがw)な歌仙さんと情に篤い年下の男という王道? あ、?マークつきまくりなのは、うちの兼さんはなんかさっさと自ら歌仙コムになってしまってですね(へし歌本丸で長谷部さんをいぢめてるw)

あと、例の刀種変更が!!!(涙)

強くて美しい歌仙さんがそれでも打刀で兼さんが太刀なところが凄く好きだったので、妄想を挫かれてしまったというのもあって、いつの間にか歌仙コムのほうへ流れてしまった的なのはある。ごめんね兼さん。

(刀種変更があった三振りはいっとき触れられなくなってしまったくらいショックだった、真面目にホントに泣き暮らしてたよ)

 

7 一期一振さん(一歌)

ほんと言うとこのCPは物凄く書きたくてたまらないというか、秀吉の刀だとおもうと滾る(秀吉好きなんです実は)。わたし、一期おにいさんに何か歪んだものを感じてて(記憶のあるなしがよくわからないし、素敵な王子様キャラだと素直に信じられない何かがある)、ここがわたしのおもう右歌仙さんのなかで一番緊張感があって、いつか差し違えるかもしれないと互いにおもいながら共寝する、みたいな。

 

8 鶯丸さん(鶯歌)

まだ考え途中。

なんかGL、いわゆる百合カップリング的な何かな気がしてしょうがない。

来年お煎茶の御道具を見て、何か描けそうなことがあれば、お茶のはなし的に書きたいです。いまの段階だと、うちの本丸の不思議なお兄さんで、歌仙さんとけっして相性が悪いとはおもわないんだけど、うまく絡めない。

 

あと、

宗歌も書きたい、ていうか、拙作『本丸の神々は死なず』では宗→歌なんです。宗歌はなんか、秘密の花園的な隠微さがあるなあ、いつか書きたい(うちの本丸の宗三さんは可愛くて強くてお茶目なのですよ)。

それから小狐歌とか鶴歌とかはけっこう妄想する(なにしろ歌仙さんが続けざまにお呼びした)。

うちのじじたぬのおはなしの本丸は、小狐歌の予定です。

それから堀歌!(ここはけっこうえげつないといいなあとか思ったりするんですがすみません、堀川くんはあのムチャクチャ可愛い顔で「黒い」と素敵かなって)

杵歌も好き。物性が高そうな組み合わせの妙。

そうだ!  カップリング関係なく、たぬきさんのことを話さないと!!(なんとなくわたしのなかでこの二振りは「聖域」なので、右左どっちも読むし大好きだけど、そういう関係では書かないだろうという気がしてる)

うちの歌仙さんとたぬきさんはわたしのとうらぶトリビュート脳内設定の要なのでそのうちSF設定として出てきます(これはどの本丸でも共通のはず)

 

 で、こっからちょっとエロいおはなし!

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