読んだ本とか
とりあえず貼っておくだけ的に。
超絶久方ぶりに読み返した「茶の本」。
解説で「天心神話」について書かれていて、あーなるほどねーってなりました。
いや、ほら、例の八紘一宇についてとかさー、あのへんさー色々あるでしょーって。
ちなみに英文もちらっと見ました(読んだとは言わない!)が、おおおおおってチョット変な声が出たので英語読める方は是非☆
(英文についても書かれてた。洒落た文章なんだそうですよ)
(あと、訳者の方も書いてらっしゃったけど、「繊細さ」というところがたしかにな、と。ただし、繊細さというものは往々にして「強さ・強靭さ」があってこそ見分け、気付き、それを十全に発揮できる代物なのだ、というのはやはり逆に確信してしまったよな気もする)
註が細かくて有り難かったのでおすすめです。以前わたし、岩波文庫で読んだのかなあ、忘れちゃったな。文庫だったような、うん。英文はついてなかった。
わたしホントにお煎茶知らなくて。
谷晃『茶人たちの日本文化史』読了。茶の伝来から近代まで語られていて。いわゆる侘び茶に偏らず取りあげられているので通史としてわかりやすい。わたしはお煎茶全然詳しくなくて(御道具もまともに見たことない)、上田秋成がそちらで大きな足跡があるとか知らなかった。
— 磯崎愛 @原稿中 (@isozakiai) 2016年4月1日
きれいさび、て言葉も大正時代からだそうで。なんかそういえばどっかで読んだような、ていう気もしましたが、なるほろって。
上田秋成の煎茶席
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/10166/1/15_grad_74_urushihara.pdf
しつらい、というものについて想いをめぐらすことがあって、
このへんまだ自分でうまく言語化できないんだけど、季節の巡りとともに、まあなんていうんでしょう、べつにそれが日本独特な何かだなどと断じて言いたくはないのです、けれど、それがこの国から失われつつある、ということは言いたい、みたいな。
うーん、あと、再読か。
きれいさびが出たので、思い出して。
忠興さんのお言葉も出てきましたよw
というわけで、さいきん読んだ本でした。