がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

45  勘違いしまくったじぶんの能天気さと縋るもののない「貧しさ」を寿いでおく

kakuyomu.jp

マフラーネタがまだ書けない。

あたまのなかがすっからかんな状態ですが、どうにかしないとなりません。

小咄、難しいね。

というか、あたりまえのことをくりかえすけど、韻文の叙事詩の「力」というものとか、固有のイメージというのの「強さ」とかが今さらのように理解できている気がするのでそれはそれとしてよしとするのですが。

夢のように、おりてくるもの

http://novel18.syosetu.com/n1558bq/ (縦書きPDFにしたり文字の大きさを変えて読むことができます)

 

今日は伴走メモの前に、「夢うつつ夢うつつ」あとがきの一部を置いとこうかな?

だって、最終話の更新が【2013/04/10 23:57:16 】て、
あなたね、どんだけギリギリなのどんだけギリギリなの!? と叫ばずにはいられないですよ、まったく!

by florentine(磯崎愛)

 わたし、なんのかんのと強心臓だなあってwww 

さて、こっからは伴走メモです。

こっそり

うん、まさにまさに「官能小説」だとおもう
なかなか、通じないけどw
ていうか、ほんとうはもちょっと「あがない」の行為描写と意味論等を延々ヤリタイ気持ちがあったんだけど
勉強不足と(なにしろモースの贈与論を読み返すのも忘れたし、ヴェイユもよまなかったし、なにしろバタイユもよんでないものおおすぎるw フーコーもカンギレムその他も同様、ちゃんと勉強できてない)、
あと、感覚器官や身体の動き等について描写しはじめるとたぶん容易に「淫する」になる、描写は面白いんだよ、でも、それは速度を遅めるものだから、下手すると失敗しやすい、それが怖い
それをやるならこのはなしじゃなくて別の夢使いのはなしでやったほうがいいのでやらなかった

こんかいは「孤立貧」の問題もかいたし、ね
ずっとこれはやりたくて、ようやくできた

というか、どうしよう
明日またはりますかね?
プレゼント企画を宣伝したいので
by florentine(磯崎愛)

こっそり?w
いやいや 派手にww

えっと、ごめんなさい。
がんばってたけどまたもやおっさんがはよかえってきたのでやりづらくて><
貼る場所だけ決めて追加で加筆できるようなかんじで投稿しといてもらえます?

明日は忙しいでしょう?

ま、どのようにでもやりやすい方法で。
明日の午前中にはなんとかするのでよろしくお願いします!

カンノーの話はまたこんど~^^
 
おつかれさまです~

了解ですv
じゃあ今からコピペして宣伝してきます!

カンノーってそういえばギャラリストに言われてましたなw*1
ういうい、ド派手に、またあとで☆

何報
書いておく
ここで、この場所で、書いておく

2007年3月から長編らしい長編は終わらせてなくて
その前はあるのですけどね、別の言葉でいうと、わたしはこのあと投稿していない
生まれてはじめて送った掌編がプロに講評もらう(2005年)、つづいて送った少女小説(共作)が最終選考いく(2005年に送って2006年結果だっただろうか)、
ていうのを体験してしまったわたしは超絶勘違いしたのだ、チョロイじゃん、てw 
いや、ちっともちょろくなかったです、ええ
その後おくったものは、最終選考までいったものの書きなおしとかいういちばんやっちゃいけないことで、
でもあるときはたと気がついたのだ、こんなことしてちゃ駄目だって(これは、じぶんでもワカッタのだ)
この間に大塚先生の講義きいたりして(これが2006年だっただろうか?)、
そ れで2007年に約3か月かけて350枚くらいの長編『夢詩壷』を書いて送って、これで駄目ならまだまだだっておもって、そのとおり今よむと死にそうに下 手くそで、あなたね、あんな超絶だめだめな小説よくおくったよね、て小一時間説教してその蛮勇を褒めてやる勢いなんだけどw 
それでも、
わたし間違って、あの当時の力量で受かったりしなくて本当によかった、逆に運が強いとおもってる
それから勘違いしまくったじぶんの能天気さというか(世の中の、賢明なひとはそんなもの勘違いしないw)、
縋るものが他になにもなかったじぶんの「貧しさ(お金がない、という今もって続いている状況だけでなく)」も寿いでヤリタイw

まあ、そういう自分語りはいったんおいて

こんかい書きあげて次の日におもったことのひとつが
45歳の三島は『豊饒の海』を書き終えて、どういう「状態」だったのだろうということだった

ちなみにラファティのデビューは45歳
ジーン・ウルフは幾つだっただろう?
ただしウルフは兼業で、だからしょっぱなからあんなカッチョエエ作品を書きまくれたのだともおもう

少なくとも14歳から小説をかいている
そのころにはいちおう、それらしいものをかいていた
それ以来、「書く」ことだけはやめてない
いろんなものをやめて、続けられなくて、ひととの関係も仕事も、趣味でさえ、なにもかも
でも、小説を「書く」ことだけはやめてない

これしかできることがない、ほんとうに
さっきの本でいわれてるように「才能」がないとなれない、ていうのはわかる
容赦ないけど、そういうものだともおもう
ただし、「才能」があっても情熱がなければ続けて書けない
学校その他でわたしよりうまいひとはたくさんみてきた
でも、つづけているひとは少ない
「続けられる」ことが才能のひとつにカウントされるなら
わたしには、それがある

それしかない、かも、だが

まあ、
アルものがあってよかったとはおもう
そのていどのことだけど
そのていどのことでも、支えにはなるのだ、十分に

by florentine(磯崎愛)

いまどうにか、続けられている、というだけのことかもしれない、とも思ってる。わかってもいる。身体の調子悪ければ書けないし。人間いつどうなるか、わからない。

たまに、怖いような気持ちになることもある。なにも先が見えない、みたいな。まあでも、いま「書いている」。

ほんとうに、それ以上のことはない、のだ。

 

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

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