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がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

歓びの野をつづれ織る2  原典訳や映画のある有り難さ

novel18.syosetu.com

 

そういえば、またあとでおはなしすることがあるとおもいますが、

塩野さんのこの本がやっぱりこのおはなしの最大のインスパイア元だろうなあと。

ルネサンスの女たち (新潮文庫)

ルネサンスの女たち (新潮文庫)

 

 小学生でしたね。

そのころにはもう、わたし、ルネサンス大好きっこでしたから。

だいたい自分の好きなものっておおよそ幼稚園から小学校時代に確定してる。

トミノ御大も小学生くらいまでに興味あったことやりなさいって何かで言ってらしたような気がするからそれでいいかなあってw

もちろんそのあとも好きになったことはいくらでもあるんですが、基礎となったものはけっきょく、コドモ時代から変わらない。変われない、でもあるのかもしれないけど。まあなんていうか、こんなふうに世の中の流れが早い時代にじぶんみたいなのは取り残されるだけだろうと嘆きつつ、それでもそうはなれないので愚直にいくよ。

 

さて、「蒼1」で出てきたルネ・ド・ヴジョー伯爵の父親の亡くなるところのエピソードはまんま、このひとがモデルになってます。
(ばらしていいんですか? ていうより、こういうのがやりたくてやってるので、ねw)
こちらが詳しいかな。

www.europe-z2.com



それから、これ見たひといらっしゃると嬉しいんですが。。。

eiga.com



この映画がもう、ほんとうにすばらしくて、ですね!!!

 

『ジョヴァンニ』を観て思ったこと…

http://www.din.or.jp/~grapes/doraku/file51.html

 

 
この映画ムチャクチャ無茶苦茶大好きなんですけど、もいっかいみたいなああああ(映画館でみたよv)

 

 

それからここで、

ちょっこっと翻訳についてなど。

このジョヴァンニのいた戦場で問題になるのが「大砲」です。
で、これなんですが、2000年代に出版された本で「軽砲」と訳してる本があってびっくりした。少なくともわたしの知るかぎり、80年代90年代の資料ではそんな訳は見た記憶がないのです。
で、ちょっとこのへんはまたさらに勉強しないとならんなあ、というあやふやなことを書いて、自分のメモにする、というw

(この小説内は「大砲」でいきます。これ、その当時もファンタジー書きさんと話して、耳馴染みを取るよね、てことになったのでした)
(いちおブクマ等はしてあるんですが、新しい知識知見等をとりいれると小説の世界観と語の統一が難しくなるからタイミングを見計らうのが大変だったりする。読んだ資料を捨てるほうが大事、みたいなこともある)
ルネサンス期はでも、資料が続々バリバリ翻訳されてるので、1991、2年のわたしが知ったらほんとにびっくりするとおもう。美術方面ではシャステルもヴァールブルクも日本語でよめるなんてって! それだけでなくポリッツィアーノもだよって一次資料だよって涙目だよマジで、そういう恩恵は受けるのです。もう「動かないもの」はありがたい古典万歳!(解釈の件はいわないでw))
by florentine(磯崎愛) 2012/12/18 20:11:58
(読みづらかったので一部リライトなど)

 

 

そうそう、うえであげたポリツィアーノ

原典 イタリア・ルネサンス人文主義

原典 イタリア・ルネサンス人文主義

 

 

書籍の目次

解説 イタリア・ルネサンス人文主義

1 フランチェスコ・ペトラルカ
   「イタリア誹謗者論駁」

2 コルッチョ・サルターティ
   「僭主論」

3 レオナルド・ブルーニ
   「ピエトロ・パオロ・イストリアーノに献じられた対話篇」
   「ナンニ・デッリ・ストロッツィに捧げた追悼演説」

4 ピエル・パオロ・ヴェルジェーリオ
   「パウルス」

5 ポッジョ・ブラッチョリーニ
   「貪欲論」

6 フラーヴィオ・ビオンド
   「イタリア案内」

7 ジャンノッツォ・マネッティ
   「フランチェスコ・ペトラルカの生涯」
   「ジョヴァンニ・ボッカッチョの生涯」

8 レオン・バッティスタ・アルベルティ
   「文学研究の利益と損失」

9 ロレンツォ・ヴァッラ
   「快楽論」

10 ピウス二世
   「覚え書」

11 マッテオ・パルミエーリ
   「市民生活論」

12 イゾッタ・ノガローラ
   「アダムとエヴァの罪の同等性あるいは非同等性について」

13 クリストーフォロ・ディ・バルトロメーオ・ランディーノ
   「カマルドリ論議」

14 ジョヴァンニ・ジョヴィアーノ・ポンターノ
   「アエギディウス」

15 バッティスタ・グアリーノ
   「教授と学習の順序」

16 ロレンツォ・デ・メディチ
   「アンブラ」
   「謝肉祭の歌」

17 アンジェロ・ポリツィアーノ
   「ジュリアーノ・デ・メディチ殿の馬上槍試合に捧げるスタンツェ」

18 ヤーコポ・サンナザーロ
   「アルカディア

19 ピエトロ・ベンボ
   「アゾラーニ」

20 ジョヴァンニ・デッラ・カーサ
   「ガラテーオ」

原典イタリア・ルネサンス人文主義 « 名古屋大学出版会

 

(いやもう、これが出たときのわたしの感激っぷりってばさー、みたいな。

外国語や古い言葉は読めなくても現代日本語は読めるからね!)

 

歴史物は資料調べがめんどくさいっていうひといるけど、

わたし、外国語じゃないかぎりにおいては嫌いじゃない。まあその、手に入りづらいからめんどくさいけど(めんどくさいんじゃんw)、

いや、読むのは嫌いじゃないの、うん。