ピクシブのほうで評価やブックマークしていただきましてどうもありがとうございます。ひっそりここで御礼申し上げます。
今日もまたぼんやりとしたはなしを
ていうかもう、ここ、ぼんやりしつづけていいですよね? ね?
今回はメダルについて、というかヨーロッパの肖像画の流れについてなら
この人は誰か
天真爛漫さ、横溢する才能、あるいは成功者の自負心の表象なのだろうか。われわれに残された、幼少から晩年までのモーツァルトの肖像画15点――。アングル、ダヴィッドの古典そしてゴッホ、ピカソの現代まで数々の傑作肖像画の鑑賞から、肖像画に籠められた様ざまな意味と機能を分析し、美術とは何かの核心と本質に迫る。
――肖像画は、創造活動や社会の在り方について、多くのことを教えてくれる。美術館のギャラリーは、素通りするには惜しい豊かな美と知識の宝庫なのである。――
こちらがおすすめです。
西洋美術について何か聞かれたら、だいたいは高階先生の本をあげることにしています。
そうだ、今年(2012年)は高階先生の御尊顔を拝した年でもあった!(そして文化勲章おめでとうございます!)
ルネサンス関連書物でナニよんだらいいって聞かれても、
いきなしブルクハルトとかおすすめせずに(いや、その、ブルクハルト読まずにすむってはなしじゃないんだけど、いきなりあそこにいかずともいいとおもうっていう意味で、いやむしろ最初にあそこに行かないほうがいいんじゃないかって意味で、新訳でてるんだけどよんでないのだが、うーん)、まずは高階先生の本をと思います。
フィレンツェ―初期ルネサンス美術の運命 (中公新書 (118))
- 作者: 高階秀爾
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1966/11
- メディア: 新書
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ご承知のように、西欧において初の風景画をかいた人物がレオナルド・ダ・ヴィンチとされちゃうくらい、「人間」と「風景・自然」についての問題って根深くて(まくろこすもすとみくろこすもすというか、うーん、あと「庭」についてとか)、このへんまだなんにも突き詰めてないのでなにもいえないんですが、ずっと考えているところでもあるので、まあ、ひきつづき考える。
ということでオチもなく終わるのであったまる。
by florentine(磯崎愛) 2012/12/31 16:40:06
いちお、
ようやく少しずつ今、お庭についてとかはやりはじめてて、
ていうか、「自然(じねん)」と「作意」とか厄介なほうへうつってたりして大変です><
なんかもう、書けばかくほどドンドン難しくなるかんじ~、ふひゅん。