がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

タトホン最終回、本当にどうもありがとうございました☆ 

タトホン

http://tat-con.upper.jp/hon

来場のみなさん、サークルさん、主催のテツイヌさんどうもありがとうございます! とても楽しかったです☆

 

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いろいろ不思議なご縁もあったりで、ほんと、楽しいイベントでした!!
委託のウエブニタスさん『概念迷路』が4冊、2号が1冊、その他じぶんの本は万遍なく少しずつ売れました!
2011年6月からひとりで同人イベントに参加しはじめて、なんとなく、ようやくじぶんの本のお客様の継続的な反応、というのが理解できてきたような気がします。
それから、こんかい実はみみぱんさんにお手伝いいただきまして、わたしのいない間に3、4冊ほど売ってくださったので、わたしいないほうがいいかもw とかちょぴっと思いました!ww どうもありがとうございます☆
そんなこんなで、次回イベントは11月4日の文学フリマhttp://bunfree.net/)になります。
どうぞよろしくお願いいたします!

 

おしまいに、今日お配りした無料誌(作文)を置いておきますね。

『タトホンとわたし、或いは小さな冒険の記』

 

こんにちは。タトホンは今回はじめてのご参加ですか?

それともあなたはサークル参加者で、もう何度も経験してるベテランさんだったりするのでしょうか。

十月六日、都産貿(トサンボウ)の窓の外晴れ間が見えているといいのですが……何しろ、タトホン最後のイベントです。

え? ご存じないですか。今回で最後だそうです。あなたが今、参加している(または参加してきた)このイベントは、今回でおしまいです。そういう場所に「わたしたち」は居合わせたのです。偶然か、必然か、それはわかりませんけれど……。

申し遅れましてすみません。わたし、「唐草銀河」(A―5b)主宰の磯崎愛と申します。どうぞお見知りおきを。ご存じの方も、もしかして、いらっしゃるかもしれないですね。またタトホンに参加しました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

えっとですね、こんかい無料誌は「磯崎愛個人誌」しかも「作文」ていうのを出してみました。これ、です。今あなたが読んでくださってるものです。いつもは小説かいてます。新刊はたいてい小説本です。でも、テツイヌさん主催のイベントのときはいつもちょっと「冒険」してるんです。こっそりここに告白しますけど。

タトホンて、なんか、「まったり」ていう語がムチャクチャ似合うイベントだなって思ってて(あ、いまここで頷いたあなた、そして笑ったあなたもきっと、タトホンのご常連様っすね!)、うん、けど、じゃあ、だからたんに「お気楽」かというとそういうんじゃなくて、「肩の力を抜いて、じぶんの本当の力を試す」みたいな居場所だと感じてました。

わたしはこのイベントで、ふだん文字書きなのに「絵本」を出したりして、ほんのチョットのことだけど、いつもの自分の枠から少し飛び出す、みたいな経験を積もうとしてた。てことを、書いておこうって決めて、いまこれを記してます。

ちなみに、お隣のサークル「チーム40」さんは「文学フリマ』では非常にクオリティの高い作品が出てくるけど、それに負けないものを『タトホン』で出そうって」ブログに書いてらっしゃいます。リンク省略失礼しますが、たぶん貼られたくないだろうから、これでいいかと思います、ふふふ♪

それはともかくタトホンには、何かしら、そういう「磁力」、または「魅力」というものがある、あった、ということも書きとめておきたかった。ていう気持ちもあるのです。

わたしは十代には小説を書きはじめていましたが、晩生なもので同人誌活動をはじめたのは三十代も半ばすぎてからです。そういうひとがいきなり活動はじめて右も左もわからないなか、このタトホンはとても居心地がよくて、安心感があって、わたしにとってはとても大事なイベントのひとつでした。

と、賞賛ばかりでは物足らないでしょう! 

ふふふふふ、チョット涙目だったこともお話ししちゃいますよ。あれはたしか、二〇一二年三月のタトホンでした。ほんっとおおおに「お客様」が少なくてすくなくて……。もちろんサークル参加者も集客するのがイベントですから、自身の努力不足を棚にあげるのは以ての外です、でも、それにしても、いつも文学フリマでは午前中になくなる量の無料誌が閉会間際に大量に、(うずたか)く机に積まれたままの有様には正直かなり凹みました。売れないのは覚悟してるからどうってことないのですが(うん、そうなの)、無料誌を受けとってくださるひとがいない、否、そもそも朝からずっと同じひとたちしか会場にいないみたいに見える状態はとてもツライっす。

わたしの無料誌は常にイベントのブースナンバー入れてるんですよ、その後は名刺代わりにお渡しできる程度で次のイベントでは使えないんです。だから、遊びにきてくれたお友達のなのりさんにブースをお任せして、恥も外聞もなく撤収に勤しむサークルさんに本を渡して回ったのが、このわたしです。いやー、あのときはお忙しい時間帯に大変失礼をいたしました。この場にて、お詫び申し上げます。

でも、おかげでいいこともありました! 先ほどご紹介した「チーム40」さんとお知り合いになれたのも、あの無茶のせいです。人生って何が吉と出るかわかりませんね。

そうそう、もしあなたがまだタトホン会場にいる一般参加者でしたら、TAT‐QUESTⅢにご参加されることを是非ともお勧めいたします! この本を受けとった机の隣りのとなりにMRBさんこと「冒険者ギルド」があります。「あなたはトサンボウ大陸のハママツチョウ地方にある創作者達だけが住む国として知られるTATの都HONCONを訪れた冒険者として
冒険者組合に来ている依頼をこなして報酬を得つつ、全ての依頼のクリアを目指します」。早速「冒険」してみてくださいね☆

そんなこんなで、あなたがもう家に帰ってこれを読み、ツイッターをしているのであれば、ハッシュタグでタトホンについて呟いていただけたら嬉しいです。あとでこっそりフォローさせていただきます。そんなことも、実はチョットした「冒険」かもしれないなあって近頃しみじみ思うのです。

来場されたみなさん、サークルさん、そして主催のテツイヌさん、本当にどうもありがとうございました! 

此れにて、おひらき☆ また何処かで♪