みなさん、おひさしゅう!
タイトル通り、今日は文学フリマ東京でザネリ様(B30)にわたくし磯崎愛がお邪魔している作品の紹介です。
(「しゅうち☆ぷれい」タグでしかここに来なくってすみません)
文学フリマについては下記公式サイトをご覧ください。
一般参加は無料ですので、是非お時間ある方はお越しになっていただきたく☆
開催日 2018年5月6日(日) 開催時間 11:00~17:00 会場 東京流通センター 第二展示場 アクセス 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分 出店数 約800ブース
今回は有り難いことにオカワダアキナ様のサークル「ザネリ」様(B30)に以下の二作がお邪魔しております。
①金継ぎアンソロ(オカワダさん主宰):短編「こどもたちのたそがれ、おとなたちのかはたれ」
②シズムアンソロ委託(コラボ花うさぎusauraraさん主宰):掌編「ブーガンヴィルとオルー」
うささん制作のお品書きをピタン☆
オカワダさんについては、サークル名がなにかこう、いろんなことを思わせて、とても好きですというか好きでは足りない何かがあるというか。。。だって、ジョバンニでもカムパネルラでもなくて、ザネリですよザネリ!(←伝わって、つたわって!!)
作品も、ある種の現代的、いわゆるモダンな軽妙さのなかに、いまにも零れそうなものをひっそりと抱えているところがとても素敵です。
そうそう、わたし、水っぽいひとを好きになりやすい質なんですが、ホント水っぽいひとだなあっていう(←水、というのはわたし的には情愛やら情痴やらナニヤラをさしています)*1
ところで、やはりとても水っぽいひとであるところのうささんが書いてくださってるこちらもピコンと貼っておきます。
ということで、
①金継ぎアンソロ:拙作「こどもたちのかたはれ、おとなたちのかはたれ」です。
傷や破壊を受け入れること、割れてしまったことがさみしい、傷の記憶は残り続ける、壊れてしまったもののことを、あとになって思い出す……。
修復と蘇生の物語たちを、どうぞお楽しみください。
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〈執筆者・作品タイトル一覧〉
石川月洛「つづく道を」「ターンアラウンド」「欠片の形」「赤毛のおおかみ」
磯崎愛「こどもたちのたそがれ、おとなたちのかはたれ」
オカワダアキナ「バイ・ミー」
猿川西瓜「グロッタ」
まりたつきほ「夜明け」
森瀬ユウ「ヤドリギの葬式」
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そしてそして、こんな素敵な御紹介をいただきました!!! ひゃっふ~♪
ところがとても好きです。磯崎さんの物語には湿度と奥行きがあるなあといつも憧れているのですが、今回は抑制のきいた語り口が優しく思えました。ここでいう「優しい」は、怒りや悲しみの手綱を握り、内側で後悔や諦めがあり、となりにいる誰かと手をとり抱き合うということ、そういう語りと物語です。
— おかわだ@文フリ東京B-30 (@Okwdznr) 2018年4月28日
つづいて、
②シズムアンソロ委託(コラボ花うさぎusauraraさん主宰):掌編「ブーガンヴィルとオルー」
twitter.comこちらのモーメントで内容をご確認ください。
こんかいアンソロジー自体の「つくり」も化学変化のようなものがありました。提出してくださった方の作品によって、アンソロジー自体の「かたち」が決まる、という感じで、それの出来あがっていく過程自体もとても面白くてワクワクしてました。
なんていうのでしょう、妙味と言いましょうか。
「枠物語」という形式になっています。
あ、あと、これ、ね
- 作者: ジョンバース,John Barth,志村正雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1989/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 24回
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あ、拙作は、タイトルまんまのSFでBLです。24年組の御大たちの絵で妄想していただけますと、大変にありがたい代物です。
いちお、元ネタをはっておきますね。
世界周航記,ブーガンヴィル航海記補遺―実録vs.架空旅行記 (シリーズ世界周航記 2)
- 作者: 山本淳一,中川久定
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/04/18
- メディア: 単行本
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それから、 オカワダさんとコラボ花うさぎ相方うささんの「架空便」についてはこちらをどうぞ。
さらには、シズムアンソロではこんなSS募集もあります!
というわけで、
わたしも当日お邪魔する予定でいたのですがアキレス腱炎になってしまったので様子見です。。。いま湿布はって安静にしてますです、はあ。。。*2
無事にみなさんにお会いできることを祈っててくださいまし~