個人メモ。とうらぶ回想の自分のメモです。ネタバレなのでご注意ください。
(先日の牡丹園。なんかひっそりと、離れたところに咲いてるような感じがして撮ったのだ)(わりとこういうイメージもあったの、歌仙さんには)(孤独の充実と愉悦を知る)(おとなりに誰か、ほんとうにこころを許せる相手がいたらそれでいい、みたいな)
「 恥じらい 西洋でつけられた花言葉といわれています。(略)これは、植え替えてからしばらくは花を咲かさないが、一度花を咲かせれば毎年美しい姿を見せてくれるボタン属の特徴に由来しています」 / “牡丹(ボタン)の花言葉!色や種類、…” https://t.co/2PkAak4wrn
— 磯崎愛 @コラボ花うさぎ (@isozakiai) 2016年5月18日
上の記事より。
牡丹の名前の由来には諸説ありますが、結実するのに根から生えていることから雄を意味する「牡」と、花色の赤を意味する「丹」が合わさって「牡丹」と称されるようになったという記述が、中国の明時代の書物「本草綱目」に残っています。
牡丹、なんかこう、大陸の、中華文明の華だった。いかにも海を越えてきた感じがして、感動しました。
こないだも書いたけど、たいそう久しぶりに見たのだ。
例の「物凄い人見知り」をどう捉えるのか、ていうのは色々あるのですが、牡丹の花言葉に「人見知り」とあるそうです。
びっくり。富貴とか、そういうのでおぼえてました。
ここからカップリング要素入ります。
(いちおうメインがへし歌のひと。くり歌小狐歌とかも書いていて、歌仙さん右でも左でもリバでもいけるひと。カップリングで苦手なものはないけれど、シチュ等はものによっては避けてます、というひとの呟きです)
@toukenBLTL わたしのなかでうちの歌仙さん「気位の高い」「天然」の「宇宙一お姫様」「意外と子供っぽいところがある」(ので小夜さんは心配性で超絶優秀な歌仙コム、長谷部さんはお兄ちゃん)だとは思ってたんですが、まさかあんな、あんな。。。ぱたり。
— 磯崎愛 @コラボ花うさぎ (@isozakiai) 2016年5月17日
@toukenBLTL なんかでも、「登場」前にこれだけの引きがある事実は歌仙さんは「特別な(運をもった)刀」的な解釈が自分的にゆるされるのだなあ。「拵え」を書いたのは、というかファンフィク書きはじめたのは自分の裡の「歌仙拵え」と「濃州兼定」の差異だか違和だか分離だかのせいだし
— 磯崎愛 @コラボ花うさぎ (@isozakiai) 2016年5月18日
「濃州関住兼定作」が正式です。
もともと「歌仙拵え」については知っていて、でもあの侘び茶の美の粋を凝らしたような造型と、オモテは黒といえあれだけ豪奢な外套をまとった華やかな容姿の歌仙さん、忠興公の南蛮好み等を加味しても、なんとなく、拵えのイメージだけからくるものではないよなあとずっと考えていて。
@toukenBLTL 牡丹の花言葉に西洋起源のそれをもってきてるのは、凄く有り難い。うちの歌仙さんが寝てたのを起こしたのが護立候でその影響が強いて思ってるので、東洋美術フランスのギュメー美術館絡み、いわゆる「オリエンタリズム・ジャポニズム」は途轍もなく美味しい。
— 磯崎愛 @コラボ花うさぎ (@isozakiai) 2016年5月18日
柏原家(家老の柏原定常に、五代藩主細川綱利が下賜)にいた間はどんなだったのか、こんかいのステージで語られることがあるのかどうかとか気になる!
じぶんのなかでは、眠っ(ちゃっ)てた歌仙さん、というのを妄想してるのです。
眠り姫のように、王子様ならぬ細川家の末裔の呼び声に応える、みたいなのがあったら素敵だなあ、と妄想してます。
(あと、伊達組細川組、燭歌くり歌鶴歌お好きな方はもう、期待しちゃいますよね、わたしも期待してる!!!)(ことにしょっきりさんはそこから水戸徳川家繋がりまでもってけるし、うむ☆)
明治大正昭和初期、あれだけの御道具をもっていて、しかも千家ともゆかりがあって、なのに当時の数寄にはまじっていないあたり、どう考えたものかと思っていたのですが、
祖父も父もそういう意味で、
世界にこんな美しいものがあるのに
お茶の世界からだけ美を見るということは、
ちょっと嫌だと。
そういうものにとらわれないで
もっとペルシアでもギリシアでも
ヨーロッパの近代のものでも、
中国のものでも見たいという思いがあって
うえの記事を読んで、ああ、って納得したところがあって。
そっか、そうだよな、世界、だよなあって。
(歌仙さんにお茶を点てていただくはなしはこのさきも書くんですけどねw)
これ、フランス行ったときのはなしとか面白かったんですが、わたしが東洋美術について暗くて、研究者の名前とかぴんとこなくてもったいなかったなあと。
(西洋美術や白樺派はまあ、なんとなく辛うじてわかるんですが、当時のオリエンタリズム、ギュメー博物館の成立あたりになると、調べはじめてはいますが付け焼刃すぎてどうにも)
とかいいながら、あの歌仙さんのどすけべいんなーと呼ばれるデザインなんかはお仏蘭西風の意識があったりするのかなあとか、ね。
わたしのなかで、とうらぶの歌仙さんは日本刀の付喪神だけど、細川家の持ち物としてのそれ、文化の守護をつかさどるモノ的な認識になっているので、じぶんの勝手な妄想なんですが、でも。
初見のイメージとかも大事にしていきたかったりする。
※追記
思いやり系統の花言葉がどこから出てきたのか。ギリシャ神話のアポロンの詩といった方面に到達し、なるほろ、そこまでいっても「歌」なのか、とw さすがである。
Paeon (prosody) - Wikipedia, the free encyclopedia
Paean (god) - Wikipedia, the free encyclopedia
"Common peony meanings include romance, prosperity, good fortune, a happy marriage, riches, honor, and compassion —… https://t.co/g2Z2GvypkE
— 磯崎愛 @コラボ花うさぎ (@isozakiai) 2016年5月19日
うえの英語と仏語のうぃきは、この記事が面白かったのでチョットだけぐぐったのでした。
@toukenBLTL うちの歌仙さんはすでに百花の王として「風格、富貴、高貴、壮麗」を十二分に感じさせてくれてるから、「人見知り」の次は「思いやり」を、そして想う相手にだけは「恥じらい」を見せてくれるのだとおもってるし、たぶんわたしは引き続き、そういうふうに書いていく。
— 磯崎愛 @コラボ花うさぎ (@isozakiai) 2016年5月19日
こっからはホントに自分の気持ちなのでw 閉じるね
数日たって、
至極冷静な判断をすると、「オレ様は公式じゃない!」という当たり前すぎるあれで、
キャラクターに燃えて始めるファンフィクなんて、その「性格(キャラ)」が違ったらそもそも成立しないのではないかって考えもしましたし、もちろん今もそう思っているのですが、わたしもともとオリジナル小説書きだったwww
あれは「うちの歌仙さん」でしかないのだし、もう、それで当然だよね、て。
たぶん、今までだって、うちの歌仙さんをご覧になって、公式と全然チガウ性格(設定はすでにもうぶっとんでるのでw)て思われた方もたくさんおいでだろうし。
そして、
一年も付き合ってきてしまって今さらてなっても、その「うちの歌仙さん」をそういう事情でないものにすることは決してできないのだよ、わたしという人間は。
(わたしは本丸ごとに、カップリングごとに、さにわのタイプごとにキャラ変えて書いてきてるんだから、うん)
さらにいうと、わたし自身がオリジナルを書いていて、そのキャラクターの「性格」については決めなかったな、ということも。
性格なんて相手次第だし、事件があれば変わるし、ていう考え方だった。
そしてあくまでも、くりかえすけれど、どの歌仙さんも「うちの歌仙さん」でしかないのだ、あの「本丸」という設定がある時点で。
あと、これ、ね。
まあ、いろいろある。
そして、とてもよい勉強になった、マジで。うん。
スピードも大事だってこともわかったしw
とうらぶは「刀剣男士育成シミュレーションゲーム」なんだよ、ね。
てことはさ、もう、「変化」はそこに必ず含まれてしまっていて、おそらく今後もこういうことがあるんだろうし、それなりの覚悟もした。
と同時に、そのはじめから、本丸ごとに初期設定と違う存在になることだって当然なのだから、うちの刀剣男士のみなさんはうちのだからそれでよいのだ、とおもいましたまる。
とりあえず、現状というか。
なんとなく、下記の文章を先に書いておいてよかった、と思ったので。
しょうじきに言うと、しんどいきもちもあるにはあって、なので少なくともズレのないところがある、というのは自分のうちがわで大事に育てていきたい。
その表情を見おろして日本号は面白くなさそうに足をとめた。
「お前、アレを大事にしすぎだ。そんなんじゃ横から掻っ攫われるぜ」
長谷部は足をとめなかった。
「なにが両方だ、笑わせるな。アレはまんま子供じゃねーか。やることやってああじゃ、お前さん物足りねえんじゃないか」
(略)
「俺は初期刀として顕現してはいない。ましてお前はこの国の大臣の持ち物だ。何もかも話せとは言わん。だが、すべてを抱え込むな」
歌仙兼定は身動ぎひとつせず、それを聴いた。そして長谷部を射抜くように見た。
「僕はそんなに頼りないか」
いつもより幾らか声が低い。高熱の炎に似た揺らめきがその翡翠の双眸に宿っている。
そう、これが歌仙兼定だと長谷部はおもう。あのときも、こういう眼をしていた。
その想いが唇で孤を描く。
歌仙が首をかしげた。
「俺はお前のためならどんなことでも出来る。お前より俺のほうが得意なこともあるはずだ」
「……僕は、じぶんが万能だなどと自惚れてはいない」
歌仙の声は硬いままだ。一文字にむすばれた唇は戦場で見るのとあまり変わりない。
これ以上言葉を重ねても通じない。
長谷部は右手をぐいと伸ばす。そうして歌仙の藤紫の頭をわしゃわしゃ乱すように撫でた。
「へし切っ?」
突然のことに裏返った声を耳にして長谷部は遠慮なくわらう。ただでさえふわふわの髪があちらこちらに舞っている。
『本丸の神々は死なず』「拵え」より
「俺はお前を手離すつもりはない。俺はもう、ただの刀ではないのだからな。主にお前と共にいる許可を得て、自由に動く手足を持っている。俺を止められるものは何もない。だから安心して行け」
こうでも言わんとお前は情が深いからな、という言葉をのみこんで笑ってやる。
ははっと歌仙が乾いた声で笑った。いや、笑いそこなって片手で顔を覆う。歌仙は泣いてはいなかった。ただ、この並外れて感情豊かな刀のうちがわに波濤のように揺れる何かがあることは長谷部にも察せられた。それを抱きとって全てを呑みつくしてやりたかった。だが、その手を掴んで瞳をのぞきこみ口づけようとして長谷部はやめた。
俺に負い目をもたなくていい。
そうも言ってやりたかった。しかし、それも腹の裡におさめた。
かわりに顔のうえに置かれた掌にそっと唇を押しあてた。
はあ。
しかし、続きがいつくるのかていうのもあって、ほんとにドキドキしてるよ!!!
歌仙さん、悩ましすぎるよっ><