とうらぶに、いつか来てくれるだろう鬼丸国綱さんのために!!!!!(←でも、好きすぎるので実は来ないでほしいともおもったりすることもあるの)(いや、でも、来て欲しいっ)(どっちだ!?w)
それはともかく、最終日に駆けこみでいってきたよー!
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「立花図屏風」が面白かったんだけど、立花というのがこう、いまいちわたしのなかで言語化できないというか、たぶん、そもそものところで、いけばなですらほとんど見てないから(画廊でいけばなの展覧会もあるけど年数回しかないし、その他だと年に一度デパートで草月展を見るくらいのレベルだよw お花は習ってません><)あまりにも頼りなさすぎるのでパス。
こんなんでは、刀剣男士のどなたかに立花とかしてもらいたいねーっていう願望が成就されることはなさそうなorz
そのほか、土佐光起、思ってたよりずっと優美だったな、とか。教科書にも出てくる有名人になんて上から目線なんだと思いつつwww
室町末期に狩野派に押しやられたやまと絵の復活! なんだよねええええ、てのはシミジミしましたです、はい。
考えてみたら、後水尾天皇周辺の文藝活動てまさに「ルネサンス」なんだよなあ、てこととか。
古今伝授ていうのがもう、最高にかっこいいなああってこととか。
わたし秘密結社とか好きなのって「秘伝」みたいなのが好きなのと同じだよねwww
それと、変なこと書くようだけど、いや、ぜんぜん変じゃないか、でも、
この展覧会見ながらずっと、あー定家卿てさー武士の時代にさー、歌と御家のための努力してさー、ってなんかずっと定家卿のこと思い出してた。
まあ、三夕図があったせいもあるけど。
でもわたし、ホントに本当に、そういうひとが好きなんだよね、みたいな。
それから、本命というか。
わたしが後水尾天皇のことをちゃんと知ったのは、この本です。
このブログでもツイッターその他でもうるさいくらい『花と火の帝』については話しまくってるとおもうので、ほんと繰り返しすぎですが。
わたし、これが連載されてる当時、19世紀の新聞小説をよむひとたちの愉悦を味わったとおもってて。うん、ともかく、好きでした。
(ちなみに両方持ってるのだよw 講談社のほうが実家で、こないだ読みたくて日経のほうを買いました、はい)
あと、たぶん、細川幽斎さんについてしっかりと認識したのはこの本だったかも、と。
わたしの歌仙さんすきーへの道は、このへんからかもです。
せっかく幽斎さんの名前がでたのでこのへんも備忘で置いとくね。
Osaka Prefecture University Repository: 第九回 堺と古今和歌集 : 古今伝授をめぐって
この半年くらい、戦国から江戸時代への価値観の移り変わりが文化、たとえば茶の湯その他とどう絡んでいくのか、ていうのがとても気になって。
あ、そうそう、そのへんはさー、この展覧会を見たせいもあるんだけど。
じぶんの興味の範疇が「公家と武家」「文武とは何か」「文化と政治」「天皇制と幕府」みたいな感じでボンヤリしてるんだけど、うん、まあ。ぼんやりなのはいつのものことなので。
バラバラの論考なのと専門性が高いので、わたしには難しかったですが、これとかけっこうツボったです、はい。
序章 江戸幕府と朝廷(高埜利彦)
第一章 神仏習合と近世天皇の祭祀――神事・仏事・即位灌頂・大嘗祭(山口和夫)
第二章 伊勢神宮と東照宮(曽根原理)
第三章 江戸幕府と陰陽道・暦道(林 淳)
第四章 近世社会における南都寺院と門跡――興福寺と奈良町をいとぐちに(水谷友紀)
第五章 明治維新と神祇官の「再興」(井上智勝)
第六章 明治維新と仏教(田中 潤)
第七章 明治初期の国家神道――神社と制度史中心の歴史的叙述を見直す(島薗 進)
第八章 明治国家とキリスト教(星野靖二)http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-29941-8/
できたら全部よむつもりでいる。
あと、これも。
目次
はじめに/Ⅰ 近世の天皇と朝廷(江戸幕府の朝廷支配〈朝廷支配の基本的枠組み/幕府支配の下での朝廷の変容〉/後期幕藩制と天皇〈吉宗政権と朝廷/宝暦期の朝廷/宝暦 事件と秘喪/松平定信と光格天皇〉/「禁中並公家諸法度」についての一考察―公家の家格をめぐって〈『慶長公家諸法度註釈 全』/公家の家格をめぐって/ 補説 史料紹介「禁中並公家諸法度」〉以下細目略/近世門跡の格式/付説 朝廷をとりまく人びと―江戸幕府の統制の下で)/Ⅱ 近世の宗教・地域社会・身分(江戸時代の神社制度/近世の神社と地域社会/富士参詣と御師/私の身分的周縁論/付説 幕藩制社会の解体と宗教者/近世石山 寺の開帳)/Ⅲ 近世通史における朝廷と宗教(十七世紀後半の日本―社会と文化/十八世紀前半の日本―泰平のなかの転換)/おわりに
あ、刀剣もモチロン見てきました!
前回の展示より空いてたかなあ、などと。
(いちおう前も見に行ってはいるよ。ただ、混んでたのと足の調子が悪くてちゃんとモノが見える状態じゃなかったのでカウントしない、というか。
刀剣はちょっと削られるなあ、ていう気がする。ある種のお茶道具も、ていうかまあ、利休さんや光悦なんかだけど、「尖り」「かたさ」というのがあるものは見ると疲弊したりチョット怖い感じがするね。フランスやイタリアのお城や宮殿で甲冑をたくさん見てもこんなこと感じないのに、ておもったりする)
まあそんなわけで、
同じ日にボルドー展なんかもいったんだけど、それはまた余裕があれば。
ホントまとめようという気は何にもない記事ですみません、ははは。
さいごに、
国立博物館のこれからの展示。
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=12#10