「王殺し」
メモなのでわけわからんふうにしゃべる。
この記事を、
「かれを殺すことに決めた。」
というふうに始めようと思ったのだが、さすがに不穏当なのでやめたw
長いこと(ていっても数年前か)ヤれるかどうか悩んでいたはなしをひとつ、ヤることで決着をつけようという気持ちになったので、ただそれだけ書いておく。
決めるまでがけっこう長いんだよ、わたしw
わたしは小説を書くときになるべく「殺さない」ようにしているのだけど、というか、ドラマを盛り上げるためにコロスとかやはし安直で下策だし、みたいなのがあるのだ。しかし今回にかぎってはそういう方向じゃないふうに持っていけそうなので、つまり、より難易度が高くてわたし的に面白いほうへ。
思春期のころから同じ構造のはなしばかり書いてしまうのはもうチュウニ病全開で「業」と呼びたい程度にイタイのでもう諦めたのだが、
とはいえ同じ世界で(たとえ時代が違っても!)似たパターンはさすがに馬鹿だろうと思い続けたのだけど、わたしが彼らの運命を決めているのではないのでどうにもならんと捨て鉢な態度をとってホントに捨てておいたのだ。
まあしかし、どうにかなるときはどうにかなるのだ。
キャラの運命が違ったわけではなくて、語りを変えれば違うはなしになるというだけのことなのだ。そんなのはとうに理解していても、それが受け入れられるかというと必ずしもそうではなく、さりながらこんかいはどうにか、ようやく、なんとかなるような気がする。
二十年くらいかかったな(しらっと言ってのけるがほんとうだw)。
それでも、
「技術」というのはひとを成長させるものだ。ありがたい。
オレ様よくがんばったw