がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

法隆寺宝物館もいってきたよん♪

気づいたら来年3月まで休館だというので、鳥獣戯画展のとき行ってきた!

詳細はこちら。

明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。これらの文化財は、正倉院宝物 と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていますが、正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝 物が数多く含まれていることが大きな特色です。

 

東京国立博物館

んとねー、あ、またこれ貼るね。

 

www.youtube.com

 

 この金銅仏のかんじがもうね、もうね、なんかね、

見るとわかるように、説明書きが正面にないの。そのへんも好き。

すっごくイイ展示だよ!

あと、ともかくとっても仏像が宇宙人ぽくて、すごく「有り難い」感じがして、ね。大好きなのさ。

わたしにとっての「仏教」はこの感じがあるかないかて、重要だとおもってて。

なんていうか、異国の、ぶっちゃけこう、ナニカシラヨクワカラナイトコロカラモタラサレタ何か、ていう感じがするのが凄くイイとおもってて。

エキゾチックというか、ほんとに宇宙人的というか、宇宙人的ってなんだって言われると困るんだけど、でも。

あれ、不思議な形状なんだよなああ。

ともかく、

リフレッシュしたいときとか、観にいきます。

 

あと、よくわけわかんないんだけど、わたしたぶんすごく法隆寺好きみたいで。

わたしが 法隆寺が好きなのってきっと、あのエンタシスのせいもあるし、もっというと、これのせいかも。

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

 

小学生だったわたしにはホントもう、物凄い衝撃でね!!!!!

(わたしの人生はだいたい小学生時代に決している、というふうに思ってるw)

(だいたいミドルティーンになる前に好きだったもので生きてる、というか)

そのせいで、こんな本読んだりしたし、ね。

隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)

隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)

 

 で、

もっと大人になると、こっちなんですけど。

法隆寺を支えた木 (NHKブックス 318)

法隆寺を支えた木 (NHKブックス 318)

 

 

木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

 

 

木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)

木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)

 

 樹木が好き、ていうのがあって。

田舎の子だからかもしれないけど、落ち着くんだよね。

巨木の傍で遊んでたので。

 

それからきっと、職人、という存在が好きなのかもしれない。

芸術家、じゃなくて。

ていうか、うん、まあこのへんちょっとめんどくさいんで敢えてスルーしますけど。

でも、わたし、サンドロ・ボッティチェリというひとはきっと自分は「芸術家」だという意識で偉ぶって仕事してなかったんじゃないかなって想像するときがある。職人ですと弁えていた、というのともチョット違うんだけど。

 

さて、

法隆寺」わたしのブクマ

http://b.hatena.ne.jp/florentine/search?q=%E6%B3%95%E9%9A%86%E5%AF%BA

 

 それから、こんなのも。

古代の釘は、砂鉄を原料に、たたらという技法でつくられ、純度は99%以上あり、錆びにくい。しかし、高炉で大量生産される現代鉄には不純物が多く、腐食とともに釘の機能を失ってしまう。また、炭素割合の加減で、硬すぎるともろく、軟らかすぎると木に打ち込めない。
 釘に適した高純度鉄をどうやって入手しようかと頭を抱えていたところ、大手鉄鋼メーカーNKK(現JFE)が、貴重な文化遺産を守る有意義な事業だとして、炭素の含有率が0.1%の古代鉄に近い高純度鉄(SLCM材)を製造し、採算度外視で用意してくれた。

 

株式会社いよぎん地域経済研究センター

 

 あとこれ。

法隆寺に使われていた鉄釘―

http://www.conso.jp/pdf/techno/archives/a0106.pdf

 

それから、こんな展覧会あったの知らなかったよ。ておもって、東京はなかったのですね。

サイトが読みドコロがたくさんあっていい!

www.osaka-event.com

 

そうそう、あとこれ。

見どころ・作品紹介|読売新聞創刊140周年記念 法隆寺展 ー聖徳太子と平和への祈りー

徳川家康は、大坂冬の陣(慶長19年[1614])の戦勝祈願のため、法隆寺に立ち寄り、聖徳太子物部守屋を討伐したときに使用したとされる梓弓と矢を拝し、法隆寺阿弥陀院に泊まりました」

2015/05/20 13:52

b.hatena.ne.jp

 

たしか徳川だったなあって、いうのがここで繋がった、ていうか思い出した、というか。

なんかこう、わたし歴史クラスタではないよなあというか、物知らず過ぎて最近すごくツラいとか思いながら生きてます。

 

はなしもどして。

法隆寺宝物館、暗いです。わたしのケイタイだとこう。

幡です。うささんへ。

バナーて英語で書いてあって、英語は色気ナイよなあ、てw*1

金銅仏にはちょっと、カメラ向けられなかった。なんか、申し訳ない感じがして。

 

ほんとに見たかったのは七弦琴と梓弓とかだったんだけど(←ちかごろハマってる某とうけんゲームのせいでw)、でもやっぱりみにいってよかった。

なにしろ7世紀のものをまとまった量で、なると、そうそう見られないので。だいたいあそこにあるの重文とかだしね。

 

 しばらく会えないので駆け足だけど観にいってきてよかったです!

*1:聖ドニ大修道院長シュジェールのおはなし書いたときにちらと英語のサイトとか読んで軍旗「オリフラム」がおもいっきし「バナー」で、そうだよそうだよ、そうだった、ておもったことがあるw