がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

我ら富士見ヶ丘を征す――夢日記4

遠くに富士山が見える。あの河より向こうは敵の陣地だと友人が囁いた。敵? それはいったい何の悪巫山戯(わるふざけ)かとその横顔に問いかける。友人はうっすらと微笑んで、我らはこの富士見ヶ丘を征したのだ、この勢いで進軍するぞとわたしを見た。いや、しないから、なんなのそれと返すが聞き分けない。しまいには、あんたはゾンビになってもいいのかと詰め寄られた。ゾンビ……は嫌だな、と自分の口が声を紡ぐので現状把握に努め友人のはなしを聞くこととあいなった。

ひととおりの説明の後、そもそもゾンビとは戦うのでなく逃げるが正解じゃないかとおもったのだが、はてさて高所を押さえるという初歩中の初歩しか守れていない友人が参謀だというので呆れつつ、そういえばこの河川の向こうはうまく封鎖したら孤立地帯だったなと思い出す。

「ようやくいつもの調子にもどったね」

友人がこちらを見てうっそりとわらう。

「そうかな」

「しばらく【繋がってない】みたいだったから心配した。あんたが欠けると戦にならない。鬼神の働きを期待してるよ」

何に、どう、【繋がってない】のかわたしは尋ねなかった。ただ、その黒目がちな瞳に浮かぶ賞賛に、なるほど此処でのわたしは鬼神みたいにゾンビを屠っていたのかと妙な納得の仕方をした。強いのは悪くない。

大将は何処にいるかとたずねると、ああやっぱりホントに【繋がってない】じゃないかと友人は盛大にため息を吐いた。こんかいは上手く出来たとおもったのにと呟くその手がわたしの鳩尾に突っ込まれた。あ、これヤバイやつだ、目を覚まさなきゃ。

心臓がバクバク鳴っていた。

 

 

 

以下、怖いのキライなひとは閲覧注意w

 たぶん、

これらのせいwww

 

 

 

旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)が国指定名勝になりました 松戸市公式ホームページ 戸定歴史館

 

 

殺人マシーンとかテロリストとか悪のナントカとか宇宙人とかと戦う、または逃げ惑う夢をみるのがわたしの幼いころからの悪癖ですw

ぶっちゃけストレス過多やウツ状態のときが多いのであんまりイイことじゃないんだけど、今日のは追い詰められたわけでもなく実際に戦ってもなかったのでセーフ☆

あと、わたしを「あんた」と呼ぶ友人はいないwww(美人だったのでお近づきになりたい)

(たしかにこの地図みたらおはなし書きたくなるよね~)