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がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

歓びの野をつづれ織る4 葡萄畑の争奪戦――ブルゴーニュ公国のことなど、あと鷗外とか

novel18.syosetu.com

 

 

このおはなしの舞台は現実のフランス・イタリア等であることはすでに述べてあるかとおもいます。
くりかえされる《黄金なす丘》(ルネのお城のある土地ね)という地名はもちろん、エリゼ公国が現実のブルゴーニュ公国がモデルですよーんっていう目配せなわけですが(むろんヴジョーという名前も、知ってるひとが聞いたらすぐに、ブルゴーニュ系の名前だとわかります)
あそこ、ほんっとおおおおおおに、葡萄畑なんですよ!
なにをいってるかわからないかもしれませんが、行けば、ワカルですほんとにw
水よりジュースより葡萄酒が安かったし何よりほんとに美味しかったです
そして、
葡萄畑の等級ごとに石を置くってのがわたしには面白くて、今日更新しはじめたような外伝ができあがりました。
(たぶん翻訳で何か資料もよんだんだけど、本のタイトルとか忘れちゃった。すみません。
 歴史の本じゃなくて、葡萄酒についての本だったかな? 日本にもこういう民話みたいなのたしかあったよなあ、と)

ブルゴーニュ 華麗なるグランクリュの旅――その歴史と土壌をたずねて

ブルゴーニュ 華麗なるグランクリュの旅――その歴史と土壌をたずねて

 

 (これ読みたい)

パンとワインを巡り 神話が巡る―古代地中海文化の血と肉 (中公新書)

パンとワインを巡り 神話が巡る―古代地中海文化の血と肉 (中公新書)

 

 これは読んだ。あとこのへんか。

 

ワインの文化史 (文庫クセジュ)

ワインの文化史 (文庫クセジュ)

 

 文庫クセジュにはほんとにお世話になってます、はい。

単行本の資料借りてかえるのしんどいときとか、これバッグにしのばせとけばいいですからね。電車の中でも読めるのでありがたい。

それから、

わたしはホモ・ルーデンスより、こっちのほうが好きっていう変わったひとなので!!!

中世の秋 (上巻) (中公文庫)

中世の秋 (上巻) (中公文庫)

 

 

中世の秋 (下巻) (中公文庫)

中世の秋 (下巻) (中公文庫)

 

 これ、家にあったんだよね。もっと分厚い本でした、両方、単行本。

ホモ・ルーデンス (中公文庫)

ホモ・ルーデンス (中公文庫)

 

 高橋源一郎さんだったかはたしか『ホモ・ルーデンス』のほうが、それよりマルクスだったかのほうがオモシロイ的なことをどこかで書いてらしたけど(うろおぼえすみません)。

たぶん世間的にはそうなんでしょうけど、

わたしは『中世の秋』のほうが断然面白かったです!!!(熱烈に、おしておくYO!)

 

というわけで、短編はっておきます。

葡萄畑の線引きに石をおくひとたちのおはなし。

 

風に舞う蝶ーー歓びの野は死の色す・外伝ーー

http://novel18.syosetu.com/n5403bl/115/

(本編読んでなくてもたぶん、大丈夫です)

 
ついでにいうと、わたしほんっとおに脇役が好きで
ここに出てくるジャンとエミールは文庫本一冊くらいは書いてあげたいと思いながら幾星霜!
(エリスとかこのヴジョー伯爵がわたしの頭のなかでただの「背景」だった時代にいたのだよ)

(ちなみに、エリスの名前は夜の女神ニュクスの娘、不和と争いの女神エリスからじゃなくて、
もちろんのこと、森鷗外リスペクトですw)

舞姫・うたかたの記―他3篇 (岩波文庫 緑 6-0)

舞姫・うたかたの記―他3篇 (岩波文庫 緑 6-0)

 

 

舞姫

舞姫

 

 あ、あまりに有名だけど、

先日この本を読んで『舞姫』読みかえして、 文章がきもちよくってきもちよくって。

鷗外、鷗外はほんとに音も字面も美しいよねえ。

世界文学のなかの『舞姫』(理想の教室)

世界文学のなかの『舞姫』(理想の教室)

 

 

目次

まえがき
テクスト――森鴎外舞姫
第1回 南米の太田豊太郎
性欲につまずく/性教育の教材として/明治の浦嶋/日本人の海外進出/南米の太田豊太郎?/I博士/豊太郎の奇行/ジャパニーズ・ディアスポラ
第2回 エリスの面影とともに生きる
豊太郎の恋、林太郎の恋/鴎外の晩年/エリーゼ・ヴィーゲルト(Elise Wiegert)/鴎外=林太郎の優柔不断、未練/『舞姫』異聞――湯浅克衛『カンナニ』/もうひとつの『舞姫』異聞――『北へ遷りゆく時』/豊太郎の死
第3回 『舞姫』から120年
舞姫』の基本構造/「舞姫論争」/『罪と罰』と都市描写/『ボヴァリー夫人』と都市描写/明治廿一年、冬のベルリン/本国を失う恐怖/『舞姫』と『旅をする裸の眼』/自己紹介
読書案内

www.msz.co.jp

 

 もうね、

こういうひとに「読み」を教わるとね、ほんとにとっても面白くてね!!!

田豊太郎の行く末を、たんに日本へ帰国したとしない「宙吊り」の読みが素晴らしい。たしかに、その後についてはハッキリなんとも書いてないのだった。これは、とても大事なことだとおもう。

あと、

わたしは海外で暮らせるだけの何かがないけれど、それでも一月くらいはアメリカとフランスに滞在したことがあって、この国の外に出て「外国人」として過ごすことをちょっとは感じられたような気がして。

(旅行だと移動時間があるけど、少なくとも同じところで寝起きするっていうのはちょっと長期旅行と違うなあと。イタリアもたぶん、二週間くらいを三回ほどいってるけど、あれは「旅行者」だもんなあ、うん。同じベッドで寝て学校や大学に通ったって、なんかちがうとおもったよ。あと、中東で戦争が起きたりしたのもあるかもしれないなあ。うまく言葉にならないままなのだけど。母国にいない、ていうこと?)

ともかく、

西成彦さんの本は全部読むってきめてるので。うん。

こっちは未読。あとで。

胸さわぎの鴎外

胸さわぎの鴎外

 

 でもって

うえの短編にかいた蝶の名前も忘れてしまった、

ほんとにあそこで炎みたいな赤い蝶をみたのです。
そのときの、鮮烈なイメージがこのおはなしの根っこにあります。

というかんじでオチもなく終わるw
by florentine(磯崎愛) 2012/12/20 20:52:57(加筆修正あり)

 

ブルゴーニュ公国の大公たち

ブルゴーニュ公国の大公たち

 

 これ未読だったな、はっとく。

 

そう、ディジョンにひと月くらいいたので。

フランスがパリ中心じゃないってことは、なんかこう、声を大にしていっていきたいっすw

(いや、パリ好きですけどね、中央集権国家になっていったフランス、その前どうだったてことは積極的に言いたいのだ、ていうか、ディジョンでさんざん言われたので)