がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

ヤスミナ・カドラよんだよー

テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)

テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)


カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット)

カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット)


昼が夜に負うもの (ハヤカワepiブック・プラネット)

昼が夜に負うもの (ハヤカワepiブック・プラネット)



よんだ順番に並べておきます。
さいしょので衝撃をうけ、すぐさま全部いっちゃいました。それくらい面白い。面白いというたんじゅんなことばでとりあえずは言わせて。ジュネの『恋する虜』を読むようなかんじではない。でも。でも。でも、だけど。

ゴンクール賞候補になった作家だそうです。
んーと、いちばん好きなのは最後の。西欧的な伝統に則ったラブストーリーでビルドゥングスロマンだから。ていうかきかたでいいとおもう。あえて。
いろいろおもうところはあったのだけどそれはかかない。主に「女性」表象について、というかなんだけど、うん。
女性名ですが、男性です。このへんの経歴はこちらで。


ヤスミナ・カドラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%89%E3%83%A9
公式サイト
http://www.yasmina-khadra.com/


Les sirènes de Bagdad も翻訳でてほしいなーーーーーーv

(いや実はこれがいいたかったのだ)

 

あと個人メモで

わたしのアルジェリアたぐ

http://b.hatena.ne.jp/florentine/Algerie/

フランツ・ファノンの名前とかあるけど未読

あとジュネの屏風とか

 

知らないことがたくさんある

想像することすらむずかしいことが

 

ソンタグの言葉をおいておく

 

 「早く大きくなりたい、早くもっと広い現実世界へ逃げて生きたいと思っていた子ども時代の私を救ったのは読書でした……文学、世界文学に手が届くという ことは、国の虚飾、蒙昧、偏狭さの押しつけ、空疎な学校教育、中途半端な将来の進路、運の悪さ、といった檻から逃げ出せるということを意味します。」

 

同じ時のなかで

同じ時のなかで