がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

辻邦生

『嵯峨野明月記』をよみながら(別ブログ2015/4/2記事再掲)

別名、『七星記』と『視界樹物語』用メモ。 たしか去年から読むよむと言ってたような気がするけど辻邦生読書にはまっている。 いや、ほんとは新しいのを読んで小説と物語について云々するはずだったのに、どちらかというと主題とかソッチ方面の興味が再燃。 …

辻邦生『夏の砦』

一日一冊辻邦生さん的な何かは続いていて、先日はこれを再読した。 堅牢な美しさというか、なにもかも物凄く丁寧に選りすぐってあるというか、なんていえばいいんだろう、細部は確かに豊饒だけど、硬い感じも受けなくはない(夏の砦というタイトルに比して北…

「眼の澄んだ美貌のヴァリニャーノ」と「尾張の大殿(シニョーレ)」――辻邦生『安土往還記』

美貌のヴァリニャーノ、ていう言葉が好きすぎて好きすぎて、ていう、 これを初めて読んだ当時の十代のわたしw ん十年たっても「燃えた」ので、そういうとこはほんと変わらんなあと。 何度目かわからない再読。 きのう病院の待合室でひらいて読み終わらなか…

「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 」展が楽しみすぎて!

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 | 展覧会 Bunkamuraザ・ミュージアム(東京)会 期 2015年3月21日(土・祝)〜6月28日(日)*4月13日…

『夢のように、おりてくるもの』外伝・小咄「明月」更新しています! 

先ほど同人誌原稿を提出したのですが、 三人称がむずかしくて泣きそうです、わたし! いちお小説更新のお知らせなんですけど、 これ、一人称だから、ねええええええ。 (茶髪くんパートに限っては「二人称」ぽいアレだけど、「あなた」で書いてるからさ) 『…

「わたしの好きな辻邦生作品」への助走(エッセイ編)

初めての男ならぬ「初めての作家」はわたしにとって三島由紀夫というひとになるのだろうが、十代二十代のじぶんが「好きな作家」として敢えて名をあげるひとを選ぶ、としたら辻邦生さんだった。 中高生から大学生くらいまでのわたしは、「作家」というと何故…

辻邦生『春の戴冠』とともに中世とルネサンス期のイタリア商人の日記を読む♪

ひとの日記よむの楽しいですよね! ブログ読むのって、なんか、それに尽きる気がする。何食べたとか何買ったとか、誰とどっかいったとか気になるし、ひとさまの暮らしって知ると、へえええってなって面白い。 それっていつの時代もどんな場所でも変わらない…

21 なんで書けないのか、書くのが辛かったのか

kakuyomu.jp 疲れきってるので今日はさすがに小説の更新は休むかな、と。思いながら、せっかくコツが掴めたなら書くべきかどうか悩んでます。 アルファポリス第1回BL小説大賞 参加作品 http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/index/4/1/ 投票した方にもプ…

おかげさまで、唐草銀河vol.4とvol.6は完売いたしました! どうもありがとうございます☆

おひさしぶりです! ハイクとちったー(はてブ連携)には顔だしてますが、ブログを書く気力体力がまるでなく、すっかりご無沙汰しております。 みなさん、いかがおすごしでしょうか? 今日はお知らせです。 コピー誌2冊、おかげさまで完売となりました! わ…

辻邦生『春の戴冠』とルカ・デラ・ロッビアの《カントリア》

春の戴冠作者: 辻邦生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 583回この商品を含むブログ (4件) を見る 辻邦生さんの『春の戴冠』は、《春》や《ヴィーナスの誕生》の画家として著名なサンドロ・ボッティチェリの生涯を…

天使の羽に触れるとき――辻佐保子『天使の舞いおりるところ』岩波書店(1990年)

1990年の夏、わたしはブルゴーニュ大学の夏季語学研修プログラムに参加していた。この留学がわたしの語学能力を向上させたかどうかははなはだ不明であるが、次の年、ゼミを選ぶのに「文学」ではなく「美術」を選んだことには大いに関係してくる。その研…

「小説」や「物語」を書きたいひと向けの本を並べてみたよ☆ 

「小説」とか「物語」とか書きたいひとへ。 わたしが読んで面白かったその手の本をテケトーに、イロイロとりまぜて並べてみるYO! えーと、まずはじめに、なんのかんのとバランスが取れていると思うのがこちら。 ストーリーメーカー 創作のための物語論 (…