2015-06-17から1日間の記事一覧
骸骨に連れられて暗い河原を歩いている。月だけが煌々と明るい夏の夜、川風がむきだしの二の腕に冷たい。砂利道で足許が危ういのを骸骨が気遣う。ふと気づくと、手をとられる。声はやや間の抜けた男のもので、声帯がないのにどうしているのだろうとおもう。…
骸骨に連れられて暗い河原を歩いている。月だけが煌々と明るい夏の夜、川風がむきだしの二の腕に冷たい。砂利道で足許が危ういのを骸骨が気遣う。ふと気づくと、手をとられる。声はやや間の抜けた男のもので、声帯がないのにどうしているのだろうとおもう。…