がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

明日は文フリ! ウ65「唐草銀河」まで遊びに来てね☆

もう明日なんですけど、雨みたいですよ、雨!

お足許、お気をつけていらしてくださいね!!

 

えっと、文フリについてまず、リンクはっときます。

 

第二十五回文学フリマ東京 出店者(サークル)リスト - 文学フリマWebカタログ+エントリー

第二十五回文学フリマ東京

 

 

てことで、このリンクたどってくださいまし。

わたしは2階です。はじめてですね。

 

c.bunfree.net

そして、お品書きがわりのモーメント。

 

 

 ⚡️ "「唐草銀河」ウ65(文フリ東京11/23)おしながき"https://t.co/xYaEybtJNS

おしながきがわりに置いておきます。随時追加したりしてきます。どうぞよろしくお願いします!

 

新刊はこのふたつ! 『海柘榴』(200円)

 そして、こちら! 刀剣乱舞トリビュートへし歌本(100円)

もうほんと、うささんに感謝でいっぱいです、新刊あるのメッチャ嬉しいよ!

あとね、へし歌の民がお越しくださるのがね、ほんと泣きそうになるくらいありがたいです。。。

 

それから、みんなお待たせのべんぜんかん(紙版200円)

 見本として布版ももっていきます!

詳しくはこちらで。

usaurara.hatenablog.com

ていう感じです。

 

既刊も持っていきます!!!

あと、3冊買ってくださった方に一冊オマケとかも考えたりしてます。ふふふ☆

でもって、ペイパーもあるよん!

 

てことで、

ウ65「唐草銀河」に遊びに来てね☆

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明日はテキレボ!

なんですが、

わたくし「再検査」になりまして、いかれません。

一般でちょろっと行こうかともおもってもいたのですが無理でした。。。つらい、ていうか、わたし大丈夫だろうか???

まあ、

それはともかくお品書きです。

 

 

 

usaurara.hatenablog.com

相方うささんのブログです。

わたくしめは『べんぜんかん』に掌編「てすと・てくすと」というSF、

そして『三角州』に「たがそでゆめむすび」という短編で参加しています。

 

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ちょうどいい感じに、ゲスト様の個性が発揮されて、とっても面白いバランスになっているのではないかとおもいます。いい感じに、こう、違うところ行ってる、みたいな。

アンソロって出会いの化学反応的なのがあるとおもうのですが、そういう意味でイイ仕上がりなのではないかなあ。

 

そして、『三角州』わたしのほう。

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『三角州」は、いつものコラボ花うさぎです。たぶん。

うささんの獺祭は旅行ガイド的なところもありつつ、誘うものとしてある、というか、うん。まあ、読んでください。

 

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てな感じです。

 

僕はじぶんのカラダ大丈夫かしらってどぎまぎしているので、

明日行かれる方はわたしの分まで楽しんでいらしてくださいまし☆

 

猫神さま――夢日記19

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(写真はお友達のお猫様)

 

 

転職した。接客業だ。新しい職場で朝礼のとき挨拶して頭をさげたところで床に毛むくじゃらの塊が見えた。

ん?

気づいたのはわたしだけではない、人事のひとも、あ、と声をあげた。

みな固まっている。

毛むくじゃらは猫の手に見えた。ザリザリかりかり音がする。配線とか色々あるだろう場所を引っ掻いている。引っ掻いて、というか、どうにかして上に出たがっているようだった。

「○○さん! ほら、引っ張ってあげて」

「え、え???」

「ほら、早く!」

人事のひとに急かされてしゃがみ、猫の手に恐々手を伸ばす。こわい。爪があるし、それに、だって、ここビルなのに、やだ。

「○○さん」

こんどの声は怒っているように聞こえた。初日から叱られたくはない。周囲はざわざわしてるけど、誰も驚いてはいない。なにこれ、ドッキリとかそういうの?

触ると、猫の手は、ほんとうにただの猫の手だった。爪は立てられなかった。というか、一本つかんだら、二本目が飛び出してきた。前足、まえあしか、うん。て思う間に、頭が出た。おおおおおっという歓声が起こる。よかった、とりあえずほっとした。しゅるりとカラダ全体もそろった。ふつうの猫だ。ふつう、の???

「えっと、あの」

膝下に擦り寄られて困惑する。

人事のひとは、ほうっと溜息をついてわたしを見た。

「うちの会社、たまにね、こういうことがあるんです。猫神さまに好かれる新人さん、害はないですから、あと仕事中でも見つけたら足を掘ってあげてください。そのままにしておくと埋まったままでうるさいんですよ、あと入社三年も経てば飽きられますから、それまでの辛抱です」

「は、い……」

わかりましたと言っていいものか判断がつきかねるわたしの足にはまだ、猫がひっついている。

「あの、これ」

「邪険にしちゃ駄目ですよ、祟るそうです」

ひぃっと喉から声が出そうになった。

人事のひとは、にいっと笑う。冗談です冗談、とりあえず社員証のお渡しとかあるのでついてきてくださいと背を向けた。

猫はまだ、わたしにひっついている。

餌とかあげたりしないといけないのかしら、可愛いけど、そういう問題じゃないんだよ、とぶつくさ思いながら歩き出したところで猫がミャアと鳴いた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

圧倒的な犬派なんですが、猫も好きです。

というか、動物はきっと好き。怖いこともあるけど。

 

夢は実はもうちょっと続いて、猫三匹くらい掘ってたんですが(三毛と、茶色いのと黒いの)、どうもわたしいつまでも怖かったみたいで(そりゃ会社の床から猫が出てきたら怖いさ)、このへんでやめときます。

 

たまには猫の本を。

 

11ぴきのねこ

11ぴきのねこ

 

 シリーズ大好きすぎて子供のころ、彼らについていきたかった。 

11ぴきのねことあほうどり

11ぴきのねことあほうどり

 

 

黒猫・黄金虫 (新潮文庫)

黒猫・黄金虫 (新潮文庫)

 

 どっちかっていうと、猫様にはこういうイメージ、あったりする(幼いころの読書は恐ろしいぞ)

 

 

 

みそひともじ駄文3 ひみつのはなぞの、或いは女人への恋歌、でなければ相聞

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二週間ほどぶっ倒れてたので色々やばくてやばいです!!!><

 

 

一角獣従える徳失いて百花繚乱(みるふるーる)に遊び征く

 

薔薇薫りひとに遅れて咲く花のわりないさだめ見守りしひと

 

幾重にも守られしものあばくのはひかりと熱と勇気と愛も

 

死にそうに恥ずかしいので隠しているのそこにあるのは秘密の恋

 

ヴィーナスの花見守るひとの声知らず春いきすぎて梅雨きたる

 

先日の

 

こちらに出すのに迷ったのが、

一角獣従える徳失いて百花繚乱(みるふるーる)に遊び征く

でした。

けっきょく、

春嵐五障の雲を吹き飛ばし真如の月をのぞみうるかな

春嵐五障の雲を吹き晴らし真如の月をのぞみうるかな

 

と普通にしてみました。

いや、吹き飛ばしのほうがわたしっぽいなと思ったけど、敢えてお上品にw

 

春嵐かの女(ひと)の足裏濡らしきてわが家の扉ズドンと蹴る

 

咲き初めし花を散らすか春嵐おぼつかぬ想い見定めぬまま

 

残酷な季節というは易し春嵐守る手もなく花ぞ散りゆく

 

かの女(ひと)の許へ遊ぶか櫻花 雪洞揺れて宵闇落ちる

 

じぶんのこれは短歌じゃないとおもってて、だから「みそひともじ駄文」てしてるんだけど、なんていうか「相聞」というのがとても好きで、

誰かへのやり取りとしての言葉を残す、ていう感じ。

いや、やり取り本当にしてるのかはまた別のはなしで、

うまくいえないけど、お歌は相手がいるよなあっておもってるんだな、わたし

 

たぶん小説も似てて、わたしはいつも「あなたのお話し聞かせて」ておもいながら書いてるので、こんなにひとりぼっちなひとなくせに、不思議と文字なら「通じ合える」て信じてる素朴(ナイーヴ)なところがあるのだなあとあらためて。

 

あまりにも日常言語が上手に使えない人間なので(いや、役割を与えられればそれなりにやれるんだ、いやもしかしなくとも接客販売業なんかはそれなり以上の成績をあげられるんだよ(数字が出るものはこうやって言いやすいので助かる)、そうじゃないものが本当に滅茶苦茶苦手で、誰かと一緒にいられない、いる選択肢を選ぶのが難しいんだよなあ)、それでも本を読んでいると、そこにある言葉は自分を裏切らない脅かさないと信じられる(いや、想像を越えるものに出会って怖い目に遭うことはたくさんあるんだけど、なんていうか、なんだろう、どれほそ凄まじいものでも「ワカル」と言えるような何かがあるんだよ、どうしてか)

 

ところで、いまこれを読んでます、夜はいいよね夜は!!!

面白いのでおすすめ!!!

 

夜の哲学 バタイユから生の深淵へ

夜の哲学 バタイユから生の深淵へ

 

 どうせなんで、そのほかもあげておきます 

エロティシズム (ちくま学芸文庫)

エロティシズム (ちくま学芸文庫)

 

 

 

ランスの大聖堂 (ちくま学芸文庫)

ランスの大聖堂 (ちくま学芸文庫)

 

 

ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (ちくま学芸文庫)

ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (ちくま学芸文庫)

 

 

 

バタイユ入門 (ちくま新書)

バタイユ入門 (ちくま新書)

 

 

 図書館に二週間ぶりにいって、

新しいものに触れないとと思うのに、バタイユとかゴンブローヴィッチとか借りてきてしまうので、ていうか、わたしはけっきょく小学生くらいに好きだったもので生きてるんだなあ(ゴンブローヴィッチ読んだのは30代ですが)

まあしょうがないしょうがない、

んじゃね!

 

みそひともじ駄文2  なんとなく、日常

 

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風邪薬のんでます。

夏風邪つらいっす><

ところで、

 

 

うささんに、七夕(織姫と彦星)かと突っ込まれましたw

それから、好きとおっしゃってくださった方がいらして、とても嬉しかったです!

えへへ☆

 

くちびるの色より淡いルージュひき生娘のように俯いている
薔薇色とよぶにふさわしき唇にヌルイ雨だけが語りかけ

モルトフォンテーヌの想い出よ、はなづなを編む手がなでる木洩れ日
半夏生かたみを白く染めた帆を掲げ漕ぎだすよ星の海

望月の靄あかあかと包まれてある足とめて手で振りはらう

短冊の「謹呈 訳者」に慄きつ捲る手存外勇ましく

 

モルトフォンテーヌには残念ながらいったことないんですが。

風の琴―二十四の絵の物語 (文春文庫)

風の琴―二十四の絵の物語 (文春文庫)

 

 これ、ね

下のとあわせて、絵と西洋史がお好きなひとに絶賛おすすめ!!!

 

十二の肖像画による十二の物語 (1981年)

十二の肖像画による十二の物語 (1981年)

 

 

 

 

十二の風景画への十二の旅

十二の風景画への十二の旅

 

 

わたし、唇の色が赤いので、ピンク系のルージュだとファンデーションをのせてから引かないとならない。ていうひと手間が面倒くさくて、わりとガッツリ赤い色をひいています。いわゆる中年女っぽいメークになりがちだけどでも、肌の色はいかんともしがたいし、黒髪白膚紅い唇が好きなんですよ。

 

あとなんかわたしのおうたはうたじゃなくてやっぱり狂歌とかソッチなんじゃないかなあ、みたいな、よく知らんけどw だったらもっと洒落のめしたいなあ、いやしかし、そういうのはセンスがないとあかんのだろうなあ、む~ん

 

日記をつけるように歌を詠む、ていう感じのでした。以上!