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がらくた銀河

磯崎愛のブログです。本館は小説サイト「唐草銀河」。

叉似刃(CYBER)本丸琴弾之記十五 牡丹と歌仙さんと「少将滋幹の母」、或いは慈悲の聖母メモ

今日は牡丹と歌仙さんについてのメモおいておくね☆

 

 

 

florentine.hatenablog.com

florentine.hatenablog.com

 

これ加工なしで色とんじゃったというのかなんというのか、でも、面白かったのでよろこんでのせておくw

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豪奢で、重苦しい、息苦しい花だとおもうのね。

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さきに、慈悲の聖母ネタを。

 

 

ペスト流行期の慈悲 : <慈悲の聖母>のイコノロジー

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/154646/1/hes_20_27.pdf

 

 

ペスト後のイタリア絵画―14世紀中頃のフィレンツェとシェナの芸術・宗教・社 (UL双書 30)

ペスト後のイタリア絵画―14世紀中頃のフィレンツェとシェナの芸術・宗教・社 (UL双書 30)

 

 

 

 

とうらぶ二次創作もおいておくね♡(へし歌さんですよ!)

 

なにしろ歌仙の外套は、そのうちがわに跪くものたちを守る《慈悲ミゼリコルディアの聖母》のそれに似ていた。青い服は天上を、または海を、純潔をあらわすとも言われている。赤は血の色を意味し、愛や救済のしるしだとも教わったこの本丸の主にだ。

(略)

「私のマントは大きく、私の慈悲も広いのです。幸福なことに慈悲を求めたものは誰であれ拒まないほどに慈悲を探しているものは誰であれ私の慈悲の胸のもとで庇護し、守るでしょう」

www.pixiv.net

 

 

 

 

 

 

少将滋幹の母 (新潮文庫)

少将滋幹の母 (新潮文庫)

 

 

少将滋幹の母

少将滋幹の母

 

 

谷崎潤一郎全集 - 第二十一巻

谷崎潤一郎全集 - 第二十一巻

 

 

わたし、谷崎で一番好きなのこれかも。うん。

母恋のはなしはうつくしいのよ、これとか女の側が語られないの、たまらん。

ひみつこそがうつくしい。

しかも手に入らない、入ったとしてもそれは聖なるもののまま。

あ、あと、こういう母恋のはなしで偉そうなオトコのどうしようもなさがあらわになるところとか、けっきょくあまり威張らない弱い男が可愛い、または体裁を取り繕うとしてとりつくることのできない男の滑稽さとか、そういうのも生々しくて好き。

(うちの長谷部さんは野郎ジェンダー高めなのです)

 

あ、あとこれも

www.chisen.co.jp

読まなきゃ!

 

寒牡丹、テキレボ委託『百花王』(コラボ花うさぎ)

上野のぼたん苑いってきました。

なんの加工もしてないしトリミングすらしてないしょーもないものをそのまんま投げておきます。

あとでトリミングくらいはするかもですが。

(ねえねえ、すまほのさあ、この縦横サイズってチョー苦手なんだけど、なんか設定できないのかなあ???)

 

なんとなく、ピンク系①、て感じで。

気が向いたら②とかやるかも。

(トリミングくらいしなよ、ていうのがね。ほんとね。めんどくさくてね。。。でも誰もわたしに写真とかのクオリティを求めてないとおもうから好き勝手あげるねw)

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あ、

しゅうちぷれいもしておきます。

 

 

 

 

牡丹、しゅごいねええ。

わたし、澁澤と同じ誕生日だから、花は植物の生殖器だとおもって撮ってますw

(シブサワで一番好きなのこれかもしらんなああ)

フローラ逍遙 (平凡社ライブラリー)

フローラ逍遙 (平凡社ライブラリー)

 

 

 

フローラ逍遥

フローラ逍遥

 

 

 

 

 

あげたりさげたりしたりして

ご無沙汰です。月に一度しかブログ書かないひとに成り下がった磯崎愛です、こんばんは!

いや~、先月末に風邪ひいて大変でした。

これもしやインフルかもって感じだったけどどうにか起きてます。

そうそう、そのあいだにひっそりとタンブラーとかも作ったんだけど、駄目だ、新しいのに慣れないっす。

そんなひとなんですが、コラボ花うさぎ相方のうささんに誘ってもらって少し違うところで小説「あにといもうと」を発表したりしてます。

 

あにといもうと | Text-Revolutions

 

 

てことで冒頭です。つづきはリンク先のテキレボさんの「嘘」アンソロに掌編を掲載していただいていますので是非ご笑覧くださいまし!!!

 

血の繋がらない兄と妹のおはなしです。

 

おかげさまでたくさん感想いただいたのですが(ありがとうございますありがとうございます!!!)、恥ずかしいから自分のやつをw(すまん、だって、恥ずかしいんだよっ、RTはしまくったけど、でも冷静になるとここにそれ貼るのチョットいま恥ずかしかった)

 

 

小説ってさあ、色気があったらそれで「勝ち」みたいなとこ、ないです???

世の中には、とりたててなんでもないことを書いても色っぽい、艶めかしいひとがいて、わたしはけっしてそういうタイプではないのがわかってるから余計、文章に艶のあるヒトに憧れてる。だから今回は頑張ってみたよん♪

頂戴した感想に官能とかエロスとか艶めかしいが並んだので、及第点かなと。

 

ところで、このブログのタグにある「へりくつ」で何度も紹介してるのでもう知ってるよと言われそうですが、またこれ貼りたい気持ちになったので貼っておくね。

たまには太字で装飾したりなんかして☆

 

私の読書録に「文学」というジャンル名はない。「私はこう思う」と言うために書かれたものは、すなわち「私は他の人々とはかくかくしかじかの点においてこう異なる」ということを述べるものでもあって、そこに何らかの他者批判性が含まれるのはもともと避けられない。ゆえに、いかにそれを読んでもらえるかは筆者の表現技術の磨かれ方にかかってくるわけで、その文章に研鑽や創意工夫のあるものには必ず文芸的味覚性が備わっている。つまりは随筆も評論も広義の「文学」なのである。

こんな本が読みたい - 血止め式 こんな本が読みたい - 血止め式

 

 

実は今日、ちょっと嬉しいことがあって。

ブログやツイッターであげたらさげて、ていうことを必ずしてますよね、て言ってもらえて。読むひとが読めば、わたしがそこでなんらかの「操作」をしているのがちゃんと理解してもらえるんだなあって嬉しかったのさ。

文章ってある種の「運動」だとおもってるから、小説や物語の起承転結とまではいかなくとも、ひとまとまりのなかで強弱や速度の変化やあげさげ、なんらかの意味内容の変化、などというものを伴うように意識して書いてはいるのです。

ていうか、癖、かな。

なんか、素のままでしゃべるんなら鍵垢でいいしな、て。

磯崎愛という名前はペンネームだからたとえ愚痴を呟こうと、誰かから読まれている、という意識だけは持っているつもりなのでした。

我ながらかっこつけてる~ん!!! ておもうけど、いや、でも、なんか、じゃないと気持ち悪いんだよ、自分がねw

 

まあ、ほんとうはそんなのどうでもよくて、自分を律するはなしをひとさまにこうして晒すのはみっともないだけなので、さいきん読み返してる本をおいていったん退避だ!(恥ずかしいんだよっ)(タグが「しゅうち☆ぷれい」なところでお察しください)

柳田国男全集〈11〉 (ちくま文庫)

柳田国男全集〈11〉 (ちくま文庫)

 

 

遠野物語・山の人生 (岩波文庫)

遠野物語・山の人生 (岩波文庫)

 

 (ところで、去る前に言うと、ちくまの柳田國男全集とか坂口安吾全集とかには世話になったなあとふと思い出し)(文庫が好きなのだ)(ファンタジーを書いてるの、わかる???)

はつ夢――夢日記19

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(また例によって内容と写真は関係ありませんよw)(大伯母の丸帯仕立て直したやつ)

 

実は、なんの夢も見なかったのだ。

依頼人の男はそう言った。

では御代をお返しいたしますという言葉がするりと喉から飛び出した。わたしには夢使いとしての矜持など何もなかった。面倒事を避けたかった。

それですますつもりかと問い詰められた。

わたしはたしかに香音(かね)をとらえておろしました。しかしあなたはそれをご覧にならなかったという。わたしの伎(わざ)が覚束なかったとしか申し上げようがございません。

男はわたしの顔をじっと見た。

おれには香音など聞こえない。見えもしない。

あなたは夢使いではありませんから、その身に香音がおりて夢になるまではわかりますまい。

代金を返すというわりに物言いはあいかわらず傲慢だな。

御無礼の段、平にご容赦を。

わたしは頭を低くした。男はため息をついて背を向ける。そのまま、金はいい、また次の新月だと言う。わたしでよろしいのですかと問うと、他に夢使いの知り合いがいないとこたえた。ご紹介いたしますがと口にしてみるが、面倒臭いと苦笑した。

月に一度、新月の夜にわたしを呼ぶ男の鬱屈をわたしは疎んじている。男自身を嫌っているわけではない。

夢使いになりそこなった男の嫉妬と執着に疲れ果ててはいるものの、わたしは金払いのいい依頼人は嫌いではない。

この特異な力のもたらすものはそんな程度のものだ。男の生まれ育ち今の仕事に比べたら取るに足らぬ些細なことでしかない。

とはいえわたしはそれを決して教えてやらない。

ではまた新月の夜に。

わたしはにこやかに微笑んで頭をさげた。

男はわたしを見ていない。

見えない月を、眺めていた。

 

 

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ちょっと小説っぽく仕上げてみた。

なんか、夢使いになった夢だった。もっと同じ言葉をくりかえすやりとりがあって、でもけっきょくまた来いって言われて帰ってくる夢だった。

ちぇーめんどくせーみたいなことを呟いてたのはわたしのほうでしたw

(ちなみにわたしは男だったな、三十くらいの小男だった)

 

どーでもいいですが、足が痛いです。